三重県 いなべ市
 三岐鉄道 102
 
保存場所 : 西藤原  (Map Code : 290312022*47 )
私は、今から70年前の三岐鉄道開通にあたり大阪市の汽車製造会社で造られたSLです。三岐鉄道では開業時から貨物列車を牽引し、鉄道全線が電化された昭和29年に大阪窯業セメント株式会社(現在は住友大阪セメント)へ譲渡されるまでの約22年半在籍していました。
私は譲渡先の大阪窯業セメントの伊吹工場で入換作業車両として活躍し、現役を退いた後は同工場で静かに一生を終えるのかなと思っていたところ、三岐鉄道が開業70年に合わせて里帰りさせてくれたことになります。
生まれ育った藤原町に里帰りしてからは、長年の垢を落として、痛んだ箇所を直し、70年前に三岐鉄道に入線した時のようにピッカピカにしていただきました。 これからもずっと可愛がって下さいね。 (解説より)

 
 東武鉄道 39
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
日本鉄道が発注した英国製の蒸気機関車で、1906(明治39)年に国有化され、1922(大正11)年には東武鉄道B4形39号となって、貨物列車牽引に活躍しました。1966(昭和41)年に引退してからは、東京都の昭和鉄道高校で大切に保存されてきました。
1898(明治31)年に日本鉄道が発注し、英国のSharp Stewart(シャープ・スチュウアート)社で製造された蒸気機関車です。動輪直径は1,372mmで当時としては大きく、スマートなボイラーや細長い煙突と相まって、スピード感あふれる美しい機関車です。1906(明治39)年3月に鉄道国有法により鉄道
庁の所有となり、のちに5600形5654と改称されました。1922(大正11)年に東武鉄道B4形39となり、佐野線で石灰輸送に活躍しました。 1966(昭和41)年に引退してからは、東京都の昭和鉄道高校で大切に保存されて来ました。 2002(平成14)年には、校舎改築に伴って保存が困難となりましたが、募金と三岐鉄道のご英断により、無事に後世へと引き継がれました。  (解説より)

 下工弁慶
 

保存場所 : 阿下喜駅 (2007年4月以降下松市)
下工弁慶号は2007年4月に下松市に返却されました。
 その後、2007年7月10日〜9月9日の間、江戸東京博物館において開催された大鉄道博覧会に貸し出され、会場に展示されました。 そのときの展示状況はこちらをご覧ください。
 三岐鉄道 ED222
 

保存場所 : 中央児童センター  (Map Code : 290050019*04 )
ED222号機は1925年(大正14年)に(元)信濃鉄道(その後国鉄が買収、現在JR)がアメリカのウェスチングハウス社に発注して製造されたもので、車体はボールドウィン社製であり、日本でも数少ない凸形の機関車です。
昭和初期、現在のJR大糸線(松本〜信濃大町)で使用されておりましたが、昭和31年に三岐鉄道が購入して主に駅構内の入換用として活躍してきました、 その後、昭和59年10月に現役を引退して当児童公園で余生を送る事になりました。 (解説より)
 三岐鉄道 いぶき502
 

保存場所 : 西藤原  (Map Code : 290312022*47 )
私は、今からやく50年前の昭和31年に、大阪窯業セメント株式会社(現在は住友大阪セメント)伊吹工場の専用線で働くために、日立製作所で作られた電気機関車です。 双子の兄501号とともに長く、滋賀県の伊吹工場で活躍していましたが、平成12年3月に静岡県の大井川鉄道株式会社で譲渡され、兄とともに大井川鉄道で余生を過ごすつもりでおりました。
 ところが静岡に引っ越してからすぐ、三岐鉄道から声をかけられ、兄とともに中部国際空港埋立土砂輸送で機関車が不足していた三岐鉄道で助っ人として2年半働きました。土砂運搬期間中は、三岐鉄道が開業70周年記念事業で活気づいていたこともあり、全国から私達兄弟を撮影に来る鉄道ファ
ンが後を絶ちませんでした。  そして土砂輸送終了後に兄501号は大井川鉄道に里帰りをしました。 長い間兄弟一緒に過ごしていたので、別れる時はとてもさみしかったのですが、西藤原でみんなの仲間入りすることが出来て、今はとても幸せです。
 中部国際空港埋立土砂輸送完了を記念して             平成15年 3月18日
     三岐鉄道株式会社      (解説より)

 三岐通運 DB25
 
保存場所 : 西藤原  (Map Code : 290312022*47 )
私は、小野田セメント株式会社(現在は太平洋セメント)名古屋サービス・ステーション(通商S.S.)で働いていましたが、同S.S.が閉鎖となりその任を終えて、小野田セメント・藤原工場のお膝元で余生を送ることになりました。
名古屋S.S.は、昭和29年より平成元年迄の35年間に亘り運営されましたが、私は昭和46年から閉鎖される迄の後半18年間余りの歳月を、三岐通運の一員として、関西本線八田駅(名古屋市内)と名古屋S.S.との間を、セメントの貨車を日夜牽引して参りました。
名古屋S.S.総出荷量は550万トンを越えておりますが、私はその内300万トン程を運びました。 因にこのトン数は、関西電力の黒四ダム建設用のセメント50万トンの、何と6箇分に相当する量となり、この膨大なセメントは名古屋市内の地下鉄・高速道路等の建設工事を始めとし、立ち並ぶビルの建設工事に使用され、名古屋市及びその近郊の発展に大きく寄与できたと思っております。
永年に亘って可愛がって頂いた三岐通運の社員の方々、並びに関係された皆さんに感謝申し上げます。  (解説より)

 巴川製紙所 DB101
 
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
 近鉄 226
 
保存場所 : 阿下喜駅 (Map Code : 290227172*76

四日市で保存されていた当時の写真はこちら
 ホサ1
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
ホサ1形  製造年1930年 製造所 浅野造船所
浅野セメント(太平洋セメントの前身)が川崎の工場へ石灰岩を輸送するために製造した23トン積ホッパ車です。 1966(昭和41)年の廃車後に福井鉄道に移籍しましたが、かつてデッキ部分にあった制動手室は撤去され、採石散布用に改造されています。  (解説より)
 タム2920
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
タム500形  製造年1958年  製造所:日本車輌製造
本形式は1931(昭和6)年からの30年間で、2軸タンク車としては最多の621輌が製造された15トン積ガソリン専用タンク車です。 現在の石油系専用タンク車では荷重40トンを越えるボギー車が主流ですが、かつては本車のような小型車が小単位輸送に重宝されました。 (解説より)
 タム6263
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
タム5000形  製造年:1968年  製造所:富士重工業
本形式は1938(昭和13)年から1968(昭和43)年にかけて368輌(改造を含む)が製造された15トン積塩酸(及びアミノ酸)専用タンク車です。 積荷の塩酸は腐食性が強いために、タンク車としては初めて内面にゴムライニングが施されました。 (解説より)
 タム8000
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
タム8000形  製造年:1962年  製造所:汽車製造
15トン積過酸化水素専用タンク車で、純アルミ製のタンク体は鉄製より高価で強度が劣りますが、過酸化水素が分解するのを抑制します。 本車は2003(平成15)年に廃車されましたが、晩年は関西本線南四日市駅を拠点に活躍しました。  (解説より)
 テラ146
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
テラ1形   製造年1965年 製造所:協三工業
水と反応して高熱を発生し、発火の原因となる生石灰などを輸送するため、車内の木の内張りがない鉄製有蓋車の一種です。本車は石灰鉱山を控えた岐阜県大垣市の美濃赤坂駅に配置され、周辺で生産される石灰関連製品輸送に国鉄末期まで活躍しました。 (解説より)
 ト15
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
ト1形   製造年:1912(大正元)年   製造所:名古屋電車製作所
窯業に関連した輸送が盛んだった瀬戸電気鉄道(現在の名古屋鉄道瀬戸線で使用された10トン積無蓋車です。 アオリ戸と妻板の高さが同じで、アオリ戸は2分割されています。 晩年は名鉄揖斐・谷汲線にて保線のために砕石輸送に使用されました。   (解説より)
 ト246
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
ト200形  製造年:1917年   製造所:日本車輌製造
元は愛知電気鉄道(名古屋鉄道の前身)が第一次大戦後に常滑線沿線の貨物輸送需要が急増したため製作した有蓋車で、大正末期に10トン積無蓋車に改造されました。 本車には、ブレーキシリンダーが無く、白い十字の標記はそれを表しています。 (解説より)
 ワ11
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
ワ11形   製造年:1929年  製造所:新潟鐵工所
新潟県を走っていた蒲原鉄道の10トン積有蓋車です。 昭和に入ってから有蓋車の側面は鋼板張りが一般的になりましたが、本車は木張りです。 かつては中小ローカル私鉄の貨車も沿線の産物や生活物資を積み、国鉄線に乗入れ活躍しました。 (解説より)
 ワ5490
 

保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
ワ1形    製造年:1906年   製造所:新潟鐵工所
製造時は北越鉄道(現在のJR信越線の一部)の8トン積有蓋貨車でしたが、後の国有化により各地で使用され、戦後は近江鉄道に移籍しました。 大正時代に荷重を10トン積に増やす改造を受けています。 台枠から上は鋼製の柱に木製の板張りで、引戸も木製です。  (解説より)

 ワフ21120
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
ワフ21000形  製造年:1934年   製造所:汽車製造
有蓋緩急車としては初の鋼製車で、2人乗務用の広い車掌室が特徴です。 2トン積の小さな貨物室は、他の貨物との混載に不向きな鮮魚や貴重品など小口貨物用でした。 1977(昭和52)年からは岐阜県の西濃鉄道に移籍し、推進運転に用いられました。 (解説より)
 シキ160
 
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
シキ160形   製造年:1955年    製造所:日本車両製造
変圧器輸送用の130トン積大物車で、富士電機製造(株)向けに製作されました。 車軸12軸、全長23m、自重40トンのマンモス貨車です。 「吊掛式」と呼ばれる構造を持ち、積荷の変圧器は前後に分離したトラス構造の車体の間に挟み込んで輸送します。  (解説より)

 91式97式軽貨車
 
保存場所 : 貨物鉄道博物館 (Map Code : 290137378*45 )
91式、97式軽貨車  製造年:1931年・1932年(91式)、1939年(97式)
製造所:川崎車輛・汽車製造(91式)、梅鉢車輛(97式)
1931(昭和6)年(91式)、1937(昭和21)年(97式)に制式化された旧日本陸軍の貨車です。 車輪は車間変更が可能な構造で、大陸や南方で軌道敷設や軍事物資の輸送に使用されました。 戦後、国内に残存した車輛の一部は、保線作業車として使用されました。    (解説より)
 91式97式軽貨車
 

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