大分県 玖珠町


 29612
  
保存場所 : 豊後森駅 (MapCode : 269 394 337*63 )
 展示しています蒸気機関車29612号は、「キューロク」という愛称で親しまれ、大正8年(1919年)に製造された機関車です。
 この蒸気機関車は、大正8年(1919年)1月から昭和49年(1974年)12月までの55年間、長崎本線や唐津線で旅客、貨物の輸送に日夜活躍し、なかでも昭和20年(1945年)8月9日、長崎に原子爆弾が投下された時期には、多くの人、被災された方々を乗せて走り、人命救助や日本の文化の交流、経済の発展に多大な貢献をしてまいりました。
 そして、列車の動力近代化に従って、昭和49年(1974年)に廃車となり、福岡県志免町の公園にて静態保存されてきましたが、製造されて94年目になった平成25年(2013年)12月、老巧化による解体処分が公表されたことから、「もうすぐ製造から100年となる蒸気機関車を救って欲しい」との多くの方々からの救済の声が玖珠町に届き始め、志免町様との協議の結果、玖珠町が譲渡を受け、福岡県直方市の汽車倶楽部(代表 江口一紀氏)の方々に補修をお願いして、この豊後森機関庫公園に平成27年(2015年)6月に静態保存することとなりました。
 私たちは、この旧豊後森機関庫と転車台とともに、蒸気機関車9600型29612号機の雄姿と功績を後世に伝えたいと考えています。
       平成27年9月    玖珠町 玖珠町観光協会               (解説より) 
           志免町時代はこちらを
 
 C11270
 


保存場所 : 三島公園 ( Map Code : 459360849*10 ) 
    C11270の碑
シュシュポッポッシュツポッポ蒸気機関車は白い蒸気、黒いけむりをはきました。汽笛は山々に深くこだましました。雨の日も、雪の日も客車や貨車を長くながくひきました。この町に産業をおこし、文化を伝えました。私たちは栄光の蒸気機関車C11270をたたえ、その勇姿と偉業を永久に語りつたえることにします。
1971年11月3日      玖珠町長 衛藤征士郎
  (解説より)
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