兵庫県 加東市
 C56135
 
保存場所 : 播磨中央公園 (Map Code : 133368368 )
 この機関車は、昭和13年3月10日、日立製作所笠戸工場で作られ、同年4月に九州の熊本県に送られました。
 その後、広島県・島根県を経て再び九州鹿児島県とたびたび働く場所は変わりましたが、主に山岳地のローカル線で活躍しました。そして昭和49年6月20日鹿児島県吉松機関区(山野線貨物列車用)を最後に廃車されたものです。 その間、昭和47年10月の鹿児島国体でのお召し列車用として、番号板、主連棒などの凹みを赤く塗り、煙室、シリンダ、空気ダメ、除煙板などは真鍮板で縁取りを歩み板、炭水車などの縁は白ペンキで飾り付けられました。
 なお、C56型蒸気機関車は昭和10年2月22日に1号機が生まれてから、昭和14年4月20日までに160両が作られています。この機関車は簡易線(ローカル線)用として製造され、テンダ式ながらバック運転でも支障のないよう炭水車水槽を傾斜させ、ボイラーなど溶接工法が取られ、小型ながら近代機関車の香りが高く、軸重は、このクラス最小で使用範囲のきわめて広い機関車です。この長所が見込まれ太平洋戦争ではC561〜C5680の80両が、タイ、ビルマ方面に送られました。1972年には、42年がタイ国で活躍しているといわれています。(解説より)

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