神奈川県 海老名市
海老名市には小田急電鉄と相模鉄道の車両基地があり、それぞれに、古い車両を保存している。
小田急電鉄では開業時に使用していたデハ50、鉄道技術研究所の協力で新製され、狭軌最高速度の記録を樹立した3000系ロマンスカー(SE車)等が保存されている。 
相模鉄道では神中鉄道時代のSLと客車が保存されている。

 神中3号機
 

保存場所 : 相模鉄道かしわ台車庫 (Map Code : 2155631*07 )
この機関車は現在の相鉄線が、かつて神中線とよばれて大正15年5月に開業した直後に製造されたもので、主として旅客列車をけん引して厚木〜横浜間を走っていました。 昭和18年4月に、相模鉄道が神中鉄道を合併したときに相模鉄道7号機に改番され、昭和24年8月鉄道車両工業(株)に売却されました。 その後、福島県磐南臨海鉄道(株)に譲渡され同社が江名鉄道(株)と改称しちぇ開業するにあたり、7号機関車として活躍しましたがまもなく同鉄道と接続する小名浜臨海鉄道(株)に移りました。C358に改番され昭和41年3月まで貨物専用として使われましたがついに廃車となりましたので昭和41年4月に当社に返却譲渡されたものです。(解説より)

 小田急 デキ1012
 

保存場所 : 小田急電鉄海老名車両基地



 小田急 10
 

保存場所 : 小田急電鉄海老名車両基地

 この車両はロマンスカーミュージアムに収納されました
 小田急 10
 
保存場所 : ロマンスカーミュージアム
小田急電鉄の前身、小田原急行鉄道が開業したときに製造された、小田急線で最初の車両です。
時代は大正から昭和に移った時期で、この車両も台車など多くの部品は大正時代に製造されたものでした。
現在の電車より車体も小さく、室内は木材が多く使われています。 運転室はなく、運転手は客室の先頭部分をパイプで仕切ったところで運転していました。  (解説より)

 小田急 2201
 

保存場所 : 小田急電鉄海老名車両基地


 小田急 2202
 

保存場所 : 小田急電鉄海老名車両基地


 小田急 3021
 
保存場所 : 小田急電鉄海老名車両基地
上り側の先頭車(3021)は製造当初の先頭形状に復元され、塗装も誕生当時の塗り分けとなっていた。

 この車両はロマンスカーミュージアムに収納されました
  小田急 3022
 
保存場所 : 小田急電鉄海老名車両基地

 この車両はロマンスカーミュージアムに収納されました
  小田急 3023
 
保存場所 : 小田急電鉄海老名車両基地
  小田急 3024
 
保存場所 : 小田急電鉄海老名車両基地
 小田急 3025
 
  
保存場所 : 小田急電鉄海老名車両基地

 この車両はロマンスカーミュージアムに収納されました

 小田急 3021
 
保存場所 : ロマンスカーミュージアム
1957年、高性能特急専用車両として登場した車両です。 軽量低重心、連接構造の車体に、バーミリオンオレンジを基調とした美しい色彩で人気を博しました。
その年に行われた高速試験で当時の狭軌鉄道世界最高速度145km/hを達成しました。
新幹線に先駆けて登場したこのロマンスカーは、鉄道産業に大きな足跡を残しました。
1958年、第1回ブルーリボン賞受賞   (解説より)
 小田急 3022
 
保存場所 : ロマンスカーミュージアム
 小田急 3025
 
保存場所 : ロマンスカーミュージアム
 小田急 3231
 
保存場所 : 小田急電鉄海老名車両基地

 この車両はロマンスカーミュージアムに収納されました
 小田急 3221
 

保存場所 : ロマンスカーミュージアム
ロマンスカーで初めて運転席を2階に配置し、最前列を開放的な展望席とした画期的な車両です。 台車には空気ばねを採用し、快適な乗り心地で、長い期間にわたり主力として箱根・江の島方面の観光輸送を担い、多くのお客さまに愛されました。
また、通勤の足としても活躍し、現代の着席通勤特急の先駆けにもなりました。
1964年、第7回ブルーリボン賞受賞。  (解説より)
 小田急 3223
 

保存場所 : ロマンスカーミュージアム
 小田急 3231
 

保存場所 : ロマンスカーミュージアム
 小田急 7003
 

保存場所 : ロマンスカーミュージアム
NSE(3100形)で人気を博した展望席を継承し、一段と洗練されたデザインで登場した車両です。 ヘッドライトや愛称表示は車体に埋め込まれたことで、直線的でスピード感のあるフォルムを実現しました。
車両性能も格段に向上し、箱根湯本に向かう箱根登山鉄道の急勾配も力強く登ることができました。
1981年、第24回ブルーリボン賞受賞。  (解説より)
 小田急 10001
 

保存場所 : ロマンスカーミュージアム
1987年、新しい時代を走るロマンスカーとして、ワインレッドを基調とした色彩で登場しました。
床を高くした車体を採用したことで、車窓からの風景も一段と新鮮に映りました。 また展望室や連接構造、運転制御などの車両技術も成熟し、完成度の高い車両として運転士からも絶大な信頼がありました。
1988年、第31回ブルーリボン賞受賞。  (解説より)
 小田急 20001
 

保存場所 : ロマンスカーミュージアム
国鉄が民営化されJRとなった時期に、JR御殿場線の沼津駅まで乗り入れるために新たに設計された車両です。
2階建て車両にはテレビ付きシートや個室などを設けて一人旅やグループ旅行など、いろいろな旅の楽しみ方を提供しました。 広大な富士の裾野、御殿場線を颯爽と走る姿は、多くの人々を魅了しました。
1992年、第35回ブルーリボン賞受賞。  (解説より)
 小田急 20151
 

保存場所 : ロマンスカーミュージアム
 神中 ハ24
 
保存場所 : 相模鉄道かしわ台車庫 (Map Code : 2155631*07 )
ハ20形ハ24号客車は、相模鉄道の前身である神中鉄道が開業した大正15年から昭和24年までの間活躍した車両です。 連結してある神中3号機などの蒸気機関車に引かれ横浜〜厚木間で旅客の輸送にあたっていました。
 汽車製造(株)東京支店で製造された同客車は、神中鉄道相模鉄道で24年にわたって活躍後三重県の三岐鉄道に譲渡され、昭和34年から昭和59年1月31日までは兵庫県の別府鉄道で「ハフ7号客車」として使用していました。
昭和58年12月27日の相鉄線「横浜駅乗り入れ50周年」の記念として、別府鉄道のご厚意により譲り受けることとなり昭和59年2月3日相模鉄道に里帰りしました。
 大正時代から昭和の初期にかけて製造された木造の客車は現在ではめずらしく、特に二重屋根の展望車は貴重なものとなっています。 (解説より)
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