東京都 府中市
府中市内で保存車両があるのは府中郷土の森に隣接する府中市交通公園(東京都府中市矢崎町5−5)です。 この公園には各地でおなじみのD51、全国でここだけという電気機関車のEB10、それに都電の6191がいます。


 D51296 
 
保存場所 : 市民健康センター交通遊園 ( Map Code : 2852132*28 )
 D51型蒸気機関車は「デゴイチ」の愛称で親しまれ昭和11年から昭和20年までに1,115両も製造された日本の代表的な蒸気機関車であります。
 このD51−296は国鉄の発注により昭和14年10月川崎車輌株式会社が製造し、新潟、長野、東京、仙台、秋田各鉄道管理局に配属され、青森県内の奥羽線を最後に引退するまで貨客輸送に活躍し、関東、東北地方の産業、経済、文化の発展に多大の貢献をしました。
 この間30余年約242万キロメートル(地球を60周)を走行しましたが昭和45年からは青森機関区に所属し、国鉄の動力近代化にともなって、昭和47年3月に引退したものです。
 府中市では引退後のこの機関車が市民健康センターで静かな余生を市民に愛されながら送りつつ子供たちの科学への夢を育てるよう また教材として生かすため国鉄から貸与を受けここに展示したものです。(解説より)

 EB101
 
保存場所 : 市民健康センター交通遊園 ( Map Code : 2852132*28 )
EB101は、昭和2年に蓄電池機関車AB10として東京芝浦電気株式会社(前の芝浦製作所)と汽車会社によって製作され、日本国有鉄道で初めての蓄電池機関車として東北本線の王子・須賀間の貨物輸送に使用されたものです。
当時、同貨物線の付近には、危険物が貯蔵されていたため、火災をさけるため蒸気機関車にかえてこの蓄電池機関車が採用されたものでありますが、昭和6年に同線が電化されるに伴いAB10は電気機関車に改造され、現在のEB10形EB101に改められ(戦災を免れ戦後の25年間を経て)昭和46年1月まで44年にわたり貨物輸送の機関車として活躍してきました。
 その間全国的に電化が進展し、電気機関車は大型化されましたが、EB101はその中にあって独特の凸形車体で国鉄最小の電気機関車として、とくに鉄道ファンの人気を集めています。
 府中市では、引退後の機関車が、市民権高センターで静かな余生を市民に愛されながら送りつつ子供たちの科学への夢を育てるよう また教材として生かすため国鉄から貸与を受けここに展示したものであります。(解説より)
この機関車が現役の頃、王子まで写しに行った思い出があり、懐かしい機関車である。

 EF65505
 
 
保存場所 : 東芝府中工場 ( Map Code : 5 041 683*40)
 クハ103−525
 
 
保存場所 : 東芝府中工場 ( Map Code : 5 041 683*40)
都電6191
 

保存場所 : 市民健康センター交通遊園 ( Map Code : 2852132*28 )
 この電車は、むかし「チンチン電車」の愛称で親しまれていた都電で昭和22年から昭和28年までの間に290両製造されました。昭和30年頃には東京都内では40路線の系統の電車が運転されていましたが、自動車の普及に伴いだんだんその数が減って東京都内では現在、三ノ輪橋から早稲田までの区間の荒川線だけとなりました。この電車は、荒川線を最後に28年間も休まずに働き続けてまいりました。1日最高2300人位、1日平均1000人位の人々に利用され、任務を終えて荒川車庫で休んでいるのを府中市が、よい子のみなさんに利用していただくために、昭和56年7月東京都交通局より買受けました。 みなさんのお友だちとして、いつまでも、かわいがってください。(解説より)
 この車両には車両番号が書かれていなかった。

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