宮崎県 都城市


 C1264
 


保存場所 : 今町鉄道公園 ( Map Code : 117364351*64 ) 
C1264  この記号は機関車の名前で、Cは動輪軸が3つ、12は加熱式タンク機関車の番号、64は64番目に製造されたことをあらわしています。
1C1    この記号は機関車の車軸のならびぐあいを表したものです。 1は動輪軸の前の先輪が1つ 次のCは動輪軸が3つ、次の1は従輪軸が1つであることを表しています。
 蒸気機関車は明治5年から100年間南へ北へまた東へ西へ大き使命を担って日本国中を走り続け,たくさんの人々から親しまれてきました。
 C12形式の機関車は1932年(昭和7年)経済不況の時代から制作された小形の機関車で、宮崎県では妻線を走っていました。 この機関車は昭和9年9月29日北海道長万部(おしゃまんべ)を振り出しに北海道各地を走り続け、昭和49年5月3日小樽機関区を最後に日本を縦断南下し、昭和49年5月12日ようやく鹿児島県の吉松機関区にたどりついた機関車です。 その後山野線(吉松−薩摩大口間)を走っていましたが動力近代化の波に押されてディゼル機関車に変わることになりました。
 長い間寒い北国で働き続けわが国の産業や文化の発展のためにたいへん働いてきた機関車を国鉄のこういにより21世紀を担う子供たちのために保存することにしたものです。    (解説より)
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