愛媛県 宇和島市


 C12259
 


保存場所 : 和霊公園 ( Map Code : 176188844*77 ) 
 汽車ポッポ、の愛称で親しまれたこの機関車は、昭和16年から南予の山野をかけめぐり昭和43年9月末その勇姿を消すことになりました。 その間国鉄宇和島線の沿線はもとより南予全域の産業、教育、文化等の交流に大きな役割をはたしました。
 特に「汽笛一声新橋を」の鉄道唱歌で全国にその名を知られている詩人大和田建樹先生の生誕地宇和島として、これを機会に永久保存をはかるため日本国有鉄道にお願いをし保管するもので、皆さんとともになつかしい在りし日の姿をいつまでもしのびたいと思います。
  昭和44年11月3日 宇和島市長 山本友一  (解説より)
 宇和島鉄道1 (レプリカ)
 
保存場所 : 宇和島駅前 ( Map Code : 176 188 551*42 ) 
 この模型は宇和島で一番初めに走った機関車(コッペル社製9.66t形式ケ220)を資料に基づき極力復元に努めたものです。
 本物はドイツのオーレシュタイン・ウント・コッペル社で作られ、大正3年の5月に最初の試運転が行われました。 初めて機関車が走ったときの人々のおどろきと喜びを、思い浮かべてみてはいかがでしょうか。
 宇和島鉄道は、明治の終わりから大正・昭和の初期にかけて全国に敷設された、レールの幅が狭く車両も小さい軽便鉄道でした。
   当時南予地方は陸上交通の便が悪く、鉄道敷設への人々の熱意は四国の鉄道敷設運動の中でも特筆すべきものがありました。 その結果大正3年10月18日念願の私設宇和島鉄道が宇和島−近永間17.3Kmで開業、大正12年には近永−吉野間が開通しました。 その後昭和8年8月政府による買収が実現し、私設宇和島鉄道は18年の使命を終えました。              (解説より)
  
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