徳島県 小松島市


 C12280
 
保存場所 : 小松島ステーションパーク ( Map Code : 56025888*33 ) 
 この蒸気機関車は、昭和11年国鉄牟岐線開通から徳島←→牟岐間の山野をたえることなく走り続け、県民に「汽車ポッポ」の愛称で親しまれてきましたが、昭和45年3月30日を最後に35年間の役目を終えた車両であります。
 昭和48年に当時の国鉄から譲り受けて、図書館横(旧新港児童公園)に設置し、懐かしい姿を残しておりました。
 時代はさらに流れて昭和60年3月、75年間にわたって船車連絡線として多くの人々が利用した日本一短い小松島線がついにその歴史の幕を閉じました。 こうした輝かしい歴史を後世に伝えるため旧国鉄小松島構内であったこの地に小松島ステーションパークSL記念広場を建設し、往時の勇姿を永く市民の前に展示すると共に、次なる飛躍発展の願いを込めるものであります。
 C12形は、簡易線用に作られた軸重の軽いタンク機関車。 C11を小型化したもので、近代国鉄型の洗練されたスタイルをしている。 1932年から1947年にいたる長期にわたって製造が続き、しかも年代による形態変化のない機関車であった。 ローカル線や入換用に活躍。 C11と共に、私鉄向けの同型機がかなり作られたものも特徴であった。 しかし、ディーゼル化により1958年頃から廃車が始まり、1975年には全部が姿を消した。 主要諸元は次のとおりである。(諸元略)  (解説より)

   トップページに   場所リストに  車両リストに  更新記録に


inserted by FC2 system