鳥取県 智頭町
 沖ノ山森林鉄道 DL
 
保存場所 : 山形小学校  (Map Code : 390648314*54 )
沖ノ山森林鉄道 機関車について
 この地より東に約20キロ、沖ノ山から東山に至る広大な大地は、氷ノ山、後山、那岐山などと共に中国山地に属し、昔から杉や広葉樹のうっそうたる森林におおわれていた
 これらの国有林を開発するため大正十一年に軌道が敷設されその後増設で総延長十・八五キロにも達した
 初期は牛により牽引されたが昭和十七年に登場した機関車は子ども達の夢や地域の期待をのせ杉・ぶな・楢などの搬出にあたり特に「沖ノ山杉」を世におくって名声を博した
 時の流れ(昭和三十八年代後半〜四十年代前半)は軌道をトラック輸送に換え活躍した機関車も沖ノ山の山麓に置き去りにされる運命となった
 昭和五十八年五月数少ない森林鉄道機関車の保存をとの声に財産区の協力を得、公民館事業として、これを交通公園に持ち帰り人々の奉仕により補修を加え展示する運びとなった
   昭和五十八年十一月
      山形一地区公民館
      山形小学校
(解説より)
 

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