京都府 福知山市
 C1140
 
(篠山市での展示状況はこちらを)
保存場所 : 福知山駅前公園  (Map Code :165764072*43 )
 本蒸気機関車C11形式40号は昭和8年(1933年)に川崎車輛株式会社で製造され小型機関車として力も強く、前後進が自由にでき方向転換する必要もないことから短区間運転用として重宝され、日本国有鉄道福知山機関区に配属となった。
 昭和19年(1944年)から昭和31年(1956年)まで篠山線を走っていました。 昭和47年(1972年)から篠山市旧丹南町公民館の広場に展示されていましたが、平成19年1月に「鉄道のまち福知山」のシンボルとして展示するため本市に移設されました。
 転車台は、蒸気機関車などの方向転換や扇形車庫への入出庫を行う施設として、昭和11年(1936年)福知山機関区内(この公園の西側約100m)に設置され昭和47年(1972年)頃までその役割を果たしてまいりましたが、福知山駅付近連続立体交差事業により扇形車庫等の施設撤去を行うにあたり、当時を偲ぶ代表的施設として保存することになりました。 (解説より)

 C5856
 
 (現役時代の写真はこちら)
保存場所 : 福知山鉄道館ポッポランド2  (Map Code :165765763*43 )
 蒸気機関車C5856は昭和14年に川崎車輌株式会社で製造されました。
 戦時中は、東南アジア方面に送られる予定でしたが、終戦となり、改造されて国鉄下関機関区に配置されました。 その後、新見,浜田,鳥取の各機関区で活躍し、昭和38年2月26日に福知山機関区に配置され、昭和43年3月25日に用途廃止となるまで約9年間舞鶴線,小浜線等で活躍しました。 この間,竹田・和田山間を牽引走破しています。
 新製から廃止までの走行距離は1,868,797Kmに及び,福知山では,その約40%の20,031Kmを走破しています。 これは、地球の20.5周に相当する距離です。
昭和46年2月28日午後7時40分,福知山発の北丹鉄道最終列車の発車後、北丹線に入り、旧北丹鉄道福知山西駅に運ばれました。 以降,四半世紀にわたり、SL公園としてたくさんの人々に親しまれてきました。
 そして,福知山線開通100周年であります1999年9月25日,鉄道のまち福知山のシンボルとして,また中心市街地活性化の牽引車として,より多くの人に福知山の鉄道の歴史にふれていただくため,当地に移設されました。   (解説より)


 北丹鉄道 2 (レプリカ)
 
保存場所 : 西駅公園  (Map Code :165794043*81 )
 この機関車は北丹鉄道2号域の現存する図面をもとに、SL遊具として子供たちが安心して遊べるよう、一部省略又はデザインを変えて製作してあります。
北丹鉄道2号機の歴史
 この北丹鉄道2号機は同型1号機と共に、大正12年(1923年)9月に「汽車製造合資会社」で製造され、昭和31年(1956年)8月に廃車となるまでの約33年間、地域住民の足となる他、元伊勢神宮の参拝客輸送・由良川河川敷から採取される砂利や河守鉱山から産出される鉱石の輸送などのために、福知山−河守(大江)間の12.4Kmを走り続けました。
 同型の1号機は、昭和27年(1952年)12月に、ボイラ不調のため足回りを残しディーゼル機関車に改造され[DC−1]となり、動輪付近にその面影を残すのみとなりましたが、この2号機は連結器以外は大きな改造をされることもなく、製造当時のままの姿で最後まで働きました。
 北丹鉄道2号機をはじめ北丹鉄道の営業当時の様子は、福知山ポッポランドに展示されています。(解説より)

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