愛知県 瀬戸市
 名鉄 デキ202
 
保存場所 : 瀬戸市民公園  ( Map Code : 30850257*84 )
   電気機関車「202」
 デキ「202」は、昭和2年5月デキ「201」と一緒に誕生した瀬戸線専属の電気機関車です。 旅客輸送とともに、陶器や石炭、砂利その他の生活物資を運ぶ「せとでん」のもう一つの使命を果たす主役として活躍しました。
 当時は、電気機関車の国産化が始まったばかりで、技術史的にも貴重な機関車です。 デビュー当初から、1日約800トンの貨物輸送をこなし、沿線産業の発展を支え、第2次世界大戦中の酷使にもよく耐えました。
 輸送の最盛期であった昭和38年には、1日約950トンもの貨物を運ぶため、僚友デキ「201」とともに尾張瀬戸〜大曽根間を毎日7往復以上運行しました。
 51年間に約150万キロも走り、働きものだった電気機関車「202」は、瀬戸線栄町乗り入れを目前に控えた昭和53年3月、貨物営業の廃止および1500V昇圧時に、その使命を終わりました。 この半世紀にわたって地元産業の発展に大きな役割を果たしたデキ「202」の功績を讃え、瀬戸市民公園に展示保存いたします。
モ「766」ともども物云わぬ勇士たちのかつての活躍を末永くしのんでください。   昭和54年9月27日設置
(解説より)

 木曽森林 DL
 

保存場所 : 常光寺自然休養林丸根駐車場
                (MapCode : 500040633*33)
 名鉄 モ766
 
保存場所 : 瀬戸市民公園  ( Map Code : 30850257*84 )
   電動客車 モ「766」
 モ「766」は、瀬戸電気鉄道鰍ェ大正15年から昭和4年にかけて新造した最初の「半鋼製ボギー車」10両のうちの6番目の電車です。
 昭和2年6月 日本車輛製造鰍ナ誕生しました。 当初は、ホ「108」と名付けられ、低床ホームから乗降するためのステップやトロリーポールもあり、戦前の「せとでん」の主力電車として活躍しました。
 昭和14年9月名鉄瀬戸線となってから、車番は「566」になりさらに昭和37年、揖斐線に転出し「766」に変わりましたが、この間休むことなく働き続
け皆様に親しまれてきました。 瀬戸線での在籍は35年。 走行キロは、瀬戸線時代約230万キロ、揖斐線に移ってから約80万キロ、計約310万キロに達しました。
 昭和58年8月、瀬戸線の栄町乗り入れとたまたま時期を同じくして、モ「766」は揖斐線での使命を終わり、廃車されることとなりました。 しかし、半世紀も昔から沿線の皆様の足として活躍した名車の消滅を惜しみ、旧瀬戸電の車紋、塗色、前照灯などできるだけ新造当初の姿に近づけ、瀬戸市民公園展示保存いたします。 
 瀬戸市の交通史を後世に伝える証人 モ「766」を市民の皆様のアイドルとして末永く可愛がってください。
     昭和54年9月27日設置  (解説より)

 木曽森林 運材車
 

保存場所 : 常光寺自然休養林丸根駐車場
                (MapCode : 500040633*33)
 木曽森林 運材車
 
保存場所 : 常光寺自然休養林丸根駐車場
                (MapCode : 500040633*33)

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