長野県 飯山市

 C56129
 

 保存場所 : SL公園  ( Map Code : 293043558*86)
この蒸気機関車はC56(シゴロク)形式と呼ばれ、129番目に製造された国産の蒸気機関車です。C56形式は昭和10年から14年にかけて全部で164両作られましたが当時南方や樺太へ渡ったなkまが96両ありました。このC56は軽量、小形でローカル線専用に設計された珍しい機関車であり、軽快なリズムで走る「シゴロク」はめぐまれないローカル線で客貨輸送に大活躍をしてきました。「シゴロク」の大きな特徴は両サイドを斜めに切りとったテンダーで転車台のない駅でもそのまま折返し運転が出来るよう工夫されています。
 ここに展示のC56129号は昭和13年2月日立製作所で誕生し会津若松機関区に就役した後、各地を転属して昭和26年12月飯山機関区所属となって当地域の客貨輸送の立役者として20年余の長い間大活躍をしてきました。黒煙をあげて力強い汽笛を響かせて詩情豊かな千曲川ぞいを走る姿は多くの人々に親しまれてきましたが昭和47年10月飯山線全線DL化にともない35年にわたる栄光の座に終わりをつげ引退したものであります。
このたび国鉄当局の厚意によりここに立派に任務をはたしたC56129号のその勇姿を展示し安住の地として永くとどめるものであります。(解説より)


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