新潟県 加茂市 |
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蒲原鉄道 ED1 |
保存場所 : 冬鳥越スキーガーデン (Map Code : 318794643*36 ) 蒲原鉄道唯一の電気機関車 (ED1) この電気機関車は、昭和5年(1930)に名古屋の日本車両(株)、電気機械は東洋電機で」製造され、同年、蒲原鉄道村松〜加茂間の開業にあわせて購入されました。 当時の日本はまだ鉄道技術が未熟で、電気部品はアメリカのウエスティングハウス社、車体はボールドウイン社のライセンス生産でした。 凸型のかたちと、左右非対称で方側に寄ったボンネット、その先についている社紋プレート、おでこの丸いヘッドライトが特徴です。 ED1のモーターは56.4KWが4基と旅客電車の倍の力を持ち、村松産の鉱物や森林資源、七谷産のお米などさまざまな貨物の輸送に大活躍しました。 昭和50年代に国鉄が貨物の取り扱いを停止してからは、保線などの工事や、冬季間はラッセル用のスノープラウを取付けて線路の除雪にあたりました。 平成11年(1999)に鉄道が廃線になるまで約70年もの間、現役で働き続け、地域に貢献してきた電気機関車です。 |
蒲原鉄道 モハ1 |
保存場所 : 冬鳥越スキーガーデン (Map Code : 318794643*36 ) 県内最古の木造電車 (モハ1号) 蒲原鉄道は大正12年10月20日に五泉〜村松間4.2kmの運行を開始し、昭和5年7月22日には村松〜東加茂間15.2kmを開通、昭和5年10月20日には東加茂〜加茂間2.5kmを開通し、全線で21.9kmになります。 その後、昭和60年3月31日をもって加茂〜村松間17.7kmを廃止、平成11年10月3日には五泉〜村松間4.2kmを廃止し、77年間続いた鉄道の使命を終えました。 日本の鉄道車両は、大正末期から昭和初期にかけて、ようやく木製から半鋼製に代わってきました。 ここに展示するモハ1号は大正12年蒲田車両製造のもので、誕生してからわずか4年後に半鋼製時代を迎えます。 当初は五泉〜村松間、その後昭和5年から昭和29年まで五泉〜加茂間で運行され地域発展につくしました。(解説より) |
蒲原鉄道 モハ61 |
保存場所 : 冬鳥越スキーガーデン (Map Code : 318794643*36 ) 半鋼製電車 (モハ61号) この電車は昭和15年に日本鉄道自動車(株)が武蔵野鉄道の半鋼製制御車として製造したもので、昭和初期の私鉄向きの標準型電車です。 昭和33年1月に蒲原鉄道に譲渡する前に電動車に改造されました。 昭和33年から昭和60年に村松〜加茂間が廃止されるまでと、その後平成11年に五泉〜村松間が廃止されるまで運行され、「モハ1号」とともに地域発展につくしました。 この種類の電車は、昭和11年頃から16年頃にかけて多数せいぞうされましたが、比較的新しい時代の製造のためか、製造以来60年を経過した現在、保存車両は全国的に見てもかなり数が少なくなっています。(解説より) |
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