東京都世田谷区
世田谷区には大蔵運動公園と世田谷公園に蒸気機関車が、世田谷線(旧玉電)の宮の坂駅に玉電ゆかりの旧江ノ島鎌倉観光鉄道601が保存されています。

 C5757
 

保存場所 : 大蔵運動公園  ( Map Code : 2778179*03 )
機関車C57(加熱式テンダー機関車)は昭和12年3月幹線旅客用として、No1号及び2号が誕生した。当年39才人間ならば定年をすぎ老後の余生を送る「年」である。
 このC57は形式は昭和10年に生まれた近代形機関車C55形の改良増備であり、戦前から戦時中にかけてNo1号〜169号、戦後はの170号〜201号(201両)製作されており、構造、外観、性能は一般幹線用加熱テンダ機を集大成した「完成品」といえる機関車である。 30余年東海道、山陽、東北主要幹線から除々にローカル線へ働く場所を求める勇姿は、ひとつの秀れた蒸気機関車の生誕から衰退まで 人生の栄枯盛衰と変わらぬ一生の流転と全く同じと想うのである。(解説より)

 D51272
 


保存場所 : 世田谷公園  ( Map Code : 487816*70 )
D51−272蒸気機関車は、昭和14年8月8日に川崎車両で製造され、昭和14年8月13日から使用を開始し、昭和47年9月30日に山口県厚狭機関区で廃車されるまで実に33年余の長い間、主に九州・広島方面で貨物輸送に活躍してきました。
この間走行距離は2,458,000kmでこの距離は地球を61周、月までは約3往復したことになります。
 D51形蒸気機関車は愛称「デゴイチ」の名で親しまれ、昭和11年(1936年)に誕生した大形貨物用蒸気機関車で昭和20年(1945年)までに1115両も製作された日本の代表的な蒸気機関車です。(解説より)

 旧江ノ電 601
 



 保存場所:宮ノ坂駅前
この電車は、大正14年に製造され、昭和44年まで渋谷−二子玉川園・下高井戸間(現東急新玉川線・世田谷線)を走り、その後江ノ島鎌倉観光鉄道(現江ノ島電鉄)に譲渡され主力電車として藤沢−鎌倉間で活躍したが、江ノ電200形デビューに伴い平成2年4月、65年にもおよぶ長い現役生活に別れを告げた。(解説より)
  トップページに   場所リストに  車両リストに  更新記録に   撮影メモに  リンク集に


inserted by FC2 system