埼玉県 荒川村
 デキ1
 

保管場所 : 秩父鉄道車両公園  ( Map Code : 534447775*45 )
 電化計画を実施するにあたり、電車の電装部分とともに、アメリカのウェスチングハウス社に発注したもので、大正10年7月製造、大正11年4月から使用を開始しました。 いわゆる私鉄タイプの凸型で、旧国鉄 ED22形などと同系車で、当初は独特の大形パンタグラフをつけていましたが、その後三菱製の小型に交換しました。
 昇圧前までは主電動機が93.3kw(600V)X4で、全負荷時速度28.2km/hでしたが、昭和27年1月昇圧に先だって改造され、750V用となりました。 新鋭電機に劣らず貨物列車の主力として大活躍し、秩父路の美しい風景にマッチして、すばらしいムードをつくり出していましたが、昭和62年12月に引退しました。 (解説より)

 ED381
 

保管場所 : 秩父鉄道車両公園  ( Map Code : 534447775*45 )
 現在では、貨物を除き唯一の譲受車両形式ということになります。昭和19年にJR(旧国鉄)に買収となった阪和電鉄(現JR阪和線)のロコ1000形式でロコ1001〜1004はその後にED38形ED381〜384の番号をつけられて使用されていましたが、このうち2両(ED381・383)を当社が昭和35年10月に譲受け、国鉄時代の旧形式・旧番号をそのまま使用したものです。 昭和58年9月まで活躍していました。 (解説より)
 クハニ29
 

保管場所 : 秩父鉄道車両公園  ( Map Code : 534447775*45 )
 この車両は戦後の車両不足にJR(旧国鉄)から払い下げを受けたもので、デハ50形につぐ半鋼装車ということになります。 旧南部鉄道買収のモハ100形・モハ108形で、同形車が流山鉄道などに払い下げられていますが、当社の分はクハとして東急横浜製作所(東急車輌の前身)で復活しました。 車長も短く、ドアにステップがありませんでした。 昭和63年9月に引退しました。 (解説より)
 デハ107
 

保管場所 : 秩父鉄道車両公園  ( Map Code : 534447775*45 )
 昭和25年10月デハ101・102の2両が新車として登場したのにはじまり、その後木造車の鋼体化改造ということで昭和26年4月から昭和28年7月までの約2年間に11両が加わり合計13両となりました。製造当初は両運転台式・非貫通、客用ドアは内部にステップのついた手動式でしたが昭和38年9月から昭和41年9月かけて片運転台化・運転室内拡張、貫通路新設、客ドア自動化などの改造が実施され窓の配置も変更となりました。 タブレットの関係で、以前から運転室は中央に位置していましたが、この改造で中央の窓が大きく、運転室もステージのうえに乗って一段高くなり、広々とした室内とともに秩父鉄道独自の他者に例をみないものとなりました。
 車体寸法・機器など台車を除き統一し、保守・運用上の問題を少なくしました。 この点は木造車当時からの伝統です。
 この100形車両は、昭和63年6月の「さよなら」運転を最後に引退しました。 (解説より)

 ワキ824
 

保管場所 : 秩父鉄道車両公園  ( Map Code : 534447775*45 )
 この車両は、昭和43年9月〜昭和63年3月まで下板橋(東武東上線)、業平橋(東武伊勢崎線)、南高崎(上信電鉄線)行きの袋詰セメント輸送に所要されましたが、昭和63年3月南高崎行き輸送を最後に引退しました。 (解説より)
 テキ117
 

保管場所 : 秩父鉄道車両公園  ( Map Code : 534447775*45 )
 この車両はワキ車と同様にしょうわ34年6月〜昭和59年10月まで下板橋(東武東上線)、業平橋(東武伊勢崎線)、南高崎(上信電鉄線)行きをはじめ、東海地方等の袋詰セメント輸送に使用されましたが、バラ積のホキ車及びトラック輸送の転換に伴い、昭和59年10月配車されました。 (解説より)
 スム4023
 

保管場所 : 秩父鉄道車両公園  ( Map Code : 534447775*45 )
 この車両は、昭和40年9月から袋詰セメント輸送をはじめ生活物資の輸送に所要されましたが、セメントのバラ積輸送とトラック輸送の普及に伴いセメント輸送から姿を消しました。
 昭和42年頃は571両も保有しておりましたが現在では救援車として2両だけが現役で残っています。 (解説より)
 トキ502
 

保管場所 : 秩父鉄道車両公園  ( Map Code : 534447775*45 )
 この車両は、昭和43年9月から主に武甲から蘇我(JR外房線)方面行きの石灰石輸送に活躍しました。
 昭和59年武甲線が廃止となり当分使用されずにいましたが、昭和63年3月に廃車となりました。
現在2両だけが土砂運搬車として残っています。 (解説より)
 ヨ15
 

保管場所 : 秩父鉄道車両公園  ( Map Code : 534447775*45 )
 この車両は、大正14年6月から影森〜秩父間の秩父セメント第一工場向けの原石輸送に大活躍したヲキ車を昭和43年10月改造した車両です。 緩急車で4輪あるものは全国でも珍しい車両です。
 昭和62年9月ワフ51号と同様に緩急車の廃止に伴い、昭和63年3月に廃車となりました。 (解説より)
 ワフ51
 

保管場所 : 秩父鉄道車両公園  ( Map Code : 534447775*45 )
 この車両は、ワフ20形式・30形式・40形式の老巧化に伴いスム車を改造した車両です。
 昭和62年9月から緩急車を連結しなくても貨物列車の運行ができるようになりました。 このため役割が終了、昭和63年3月に引退しました。 (解説より)

 
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