秋田県 秋田市
 C5144
 
 保存場所 : 秋田総合車両センター (Map Code :88324417*88 )
  C5144号機関車について
製造年月日   大正10年 6月
製  造  所   汽車製造株式会社
この形式の機関車は大正8年(1919年)に製造が始まりました。 第一次世界大戦の影響を受け、輸送量及び速度の増大という要求に応じて、旅客列車用として最も広く使用されたのは昭和になってからで、昭和の初めの国鉄幹線の急行列車のほとんどはこの形式の機関車で運転され、昭和5年(1930年)超特急として、東京と大阪の間を9時間で走ったのもこの形式の
機関車です。 また、、製造当時狭軌鉄道(レール巾が1067mm 外国では広軌でレール巾は1435mm)で1750mmの大動輪を持つ機関車は世界にくらべるものがなく、外国の技術者も非常に驚いたものでした。 なお、この機関車は44番目に製造された機関車で、長らく東京の尾久機関区にあり東北本線を走っておりましたが、昭和30年山形県の酒田機関区に配属になり、羽越線を走っておりました。
 みなさんのうちにもこの機関車の引く列車に乗った方があると思います。 昭和30年度に廃車に決定し解体されるはずでしたが、みなさんにお見せして機関車をよく知ってもらうために、参考機関車として生まれかわったわけです。
  (解説より)
 D51232
 
 保存場所 : 大森山公園 (Map Code :88024396*76 )
   機関車のような前進とたくましさを
 この機関車は、昭和13年国鉄土崎工場においてD51形式としてはいちばん初めに製造されたものです。 その後、青森、弘前、秋田の各機関区に配属となり、主として秋田を中心とした奥羽本線で活躍し、今日まで旅客車や貨物車を引っぱり、1,789,952.1kmという長い距離を走りつづけたゆい緒あるものです。
 最近奥羽本線も着々と電化が進められていたが、その間、この蒸気機関でりっぱに使命を果たし、ここに栄光あるその勇姿を末永く保存することになり、秋田鉄道管理局から秋田市にその管理を移されたものです。
     昭和46年7月  秋田市
(解説より)
 D51370
 

 保存場所 : 土崎児童公園 (Map Code : 88324450*31 )
 置戸森林鉄道 2号機
 
 保存場所 : 仁別森林博物館 (Map Code : 865181024*23 )
この蒸気機関車は、大正10年(1921)にアメリカ・フィラデルフィアのボールドウィン社で製作され、北海道の置戸営林署の森林鉄道で木材運搬に活躍していましたが、昭和42年(1967)の仁別森林博物館開設の際に秋田営林局(現東北森林管理局)がこれを譲り受け、展示しているものです。
 森林鉄道による木材運搬は、昭和40年代前半でトラック輸送に切り替えられましたが、蒸気機関車は、明治末期から昭和20年代前半までは、木材輸送の花形的存在でした。
※現在、この蒸気機関車の同型機が、林野庁森林総合研修所林業機械化センター(群馬県沼田市利根町)と中部森林管理局木曽森林管理署の赤沢自然休養林内(長野県木曽郡上松町)にそれぞれ1台保管されています。 (解説より)

 仁鮒森林鉄道 D−29
 

 保存場所 : 仁別森林博物館 (Map Code : 865181024*23 )
この機関車は能代営林署管内の仁鮒森林鉄道で昭和39年まで活躍しました。
森林鉄道時代の花形機関車で各支線より集められた丸太積の貨車をまとめて本線上を専ら運行した。 (解説より)
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