北海道 伊達市
 北海道糖業 5801
 
 保存場所 : 北海道糖業鞄ケ南製糖所 (Map Code : 321 221 051*54 )
   ディーゼル機関車について
 この機関車は、昭和34年10月当製糖所が建設を終え操業するに当って、国鉄伊達紋別駅からの分岐鉄道敷設(当製糖所専用岐線、延長4,921m)の完成により、活動が開始された。
 創業当時は、機関車2台(この機関車と同型のもの)で原料てん菜をはじめ主要資材及び製品など大量貨物搬送の主役として活躍した。
 昭和40年代後半からは、道路網が整備されモータリゼーションの波に押され、主として石炭・石灰原石・コークスなどの資材及び製品の一部搬送に利用されるのみとなった。
 更に昭和61年11月より国鉄伊達紋別駅における貨物取扱いが廃止されるに及んで、当製糖所の線用岐線も廃止のやむなきに至り、この機関車も同年10月22日の運行を最後に27年の長きにわたった搬送任務の幕を閉じた。
 創業当時より当製糖所の発展に貢献し、苦労を共にしたこの機関車に対し、感謝の意をこめて末永くここに記念保存するものである。
  名 称 / 180馬力・B型ディーゼル機関車   型式 / DMH17B
  車 番 / 5801                      水冷4サイクル直列18シリンダ
  製作所 / 川崎車両株式会社            重量 / 運転整備重量20トン 自重19トン
     昭和61年11月1日   北海道糖業株式会社道南製糖所
  (解説より)
   
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