北海道 沼田町
 クラウス 15
 
 保存場所 : 沼田町農業資料館 (Map Code : 495187239*78 )
 クラウス15号蒸気機関車
−−町指定有形文化財・昭和q45年4月10日指定−−
このクラウス15号蒸気機関車は1889年(明治22年)にドイツ・ミュンヘン市のクラウス機関車製造所で製造されて、九州鉄道株式会社に輸入されたもので、当時活躍した花形機関車です。 その後明治40年日本国有鉄道に引き継がれましたが、鉄道の発展とともに機関車も大型化したために、大正14年東京横浜鉄道の建設用に使用されたのち、私鉄留萌鉄道株式会社(沼田町)が譲り受け、同線において石炭運搬などで使用されていました。
それを更に明治鉱業昭和鉱業所が貨物専用線の石炭貨車運搬用に使用され、昭和42年12月まで現役として活躍していましたが、その後の炭鉱閉山とともに明治鉱業所から沼田町に譲渡され、沼田町指定有形文化財として保存されているもので、現在日本に現存する小型蒸気機関車の中ではもっとも古いものです。
(解説より)

この車両は2009年に沼田町営のほろしん温泉に移転しました。

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