吉都線全線開業百周年記念碑
  
碑の背景
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鹿児島県の北部内陸地域に位置する吉松駅は旧鹿児島本線(現肥薩線)の駅として1908年6月に開設された。 吉松駅で下車し駅舎を出て右に向かうと4つの碑が目に付く。 左から肥薩鉄道開通記念碑、国鉄創業100周年記念碑、吉松駅開業100周年記念碑と吉都線全線開業百周年記念碑と四つの記念碑が並んでいる。
吉都線はこの駅から宮崎を目指した路線の現在の名前で、最初は宮崎線として1912年10月に吉松〜小林町間が開業した。 この翌年(1913年)5月には谷頭まで、10月8日には都城迄延伸した。 1916年には吉松〜宮崎間が全通し、線名が宮崎本線と改名された。 1923年には小倉からの日豊本線が宮崎まで開通したことに伴い、線名が宮崎本線から日豊線に改称され、 1932年に現在の日豊線ルートである都城から霧島神宮を経由して隼人の区間が開業したことにより、日豊本線の線名は新規開業した区間の名前となり、吉松〜小林〜都城の区間は吉都線と改称された。
   
写  真
基本情報


所 在 地 : 姶良郡湧水町西  吉松駅前
MapCode : 195013897*40
建 立 日 : 2013年10月
建 立 者 : 吉都線全線開業百周年
        記念事業実行委員会
種   別  : 周年碑
撮 影 日 : 2017年 4月19日
裏面の碑文  かつて宮崎線・日豊線として地域の産業・経済の発展に大きく貢献した吉都線の歴史を後世に伝えるとともに未来の発展を願いこの記念碑を建立します。
  平成25年10月吉日
  吉都線全線開業百周年記念事業実行委員会

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