坂下惣之丞翁顕彰碑
  
碑の背景
コメント
日豊本線山之口駅の改札を出て、右に行くとこの碑が設置されている。 坂下惣之丞についてネットで調べたが、ヒットするページは無く、碑文に書いてある以上の事は判らなかった。
   
写  真
基本情報


所 在 地 : 山之口町花木  山之口駅
MapCode : 117 708 469*50
建 立 日 : 昭和39年11月2日
建 立 者 : 山之口町
種   別  : 顕彰碑
撮 影 日 : 2017年 4月19日


碑  文       翁は慶応三年二月一日、山之口村大字花木、 永吉七郎氏の長男として
    生れ、坂下作次郎氏の養嗣子となる。 生来頭脳明晰、英知に富み、若年
    にして本村税務主任 ・ 収入役 ・ 郡会議員 ・ 助役等歴任、更に明治三十八
    年九月より村長に二期勤続、その間報徳会を組織し、精神昂揚に努め そ
    の功績大いに揚り、模範村の称号を受く。 尚国有林数百町歩の払下げを
    受け 、 大部分を村民に配■■ 、■り八十余町歩を村有林として植林を行
    う。 本村唯一の基本財産の造成に努め、幾多の美林は村内各所に点在す
    こ■■っの功績を認められ 、自治功労者として表彰の栄を受け。 勲八等に
    叙せらる。 特に日豊本線の誘致に際しては 、隣接町村 、在京先輩と相提
    携し 、 東奔西走寝食を忘れ、幾多の私財を投じ 、 猛運動をなし 、 その功
    奏し 、 大正三年八月十五日開通を見るに至り 、 本村発展の礎となりしに
    村民斉しく之を認め 、 感謝おく能わざるところなり。  鉄道開通五十周年
    並びに町制施行に当り 、 町当局及び議会において 、 顕彰の議おこり 、 
    茲に顕彰碑を建立し 、その偉徳を後世に伝う。                 
       山之口町長 下西重雄    昭和三十九年十一月三日   

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