山ノ神復員軍人殉難者記念碑
  
碑の背景
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1945年8月22日、肥薩線真幸駅から吉松駅に向かって走行していた列車(編成はD51+一般客者5両+無蓋貨車8両+D51)は山神第二トンネルにおいて勾配を登り切れずに本務機がトンネルを出たところで停車してしまった。 客車と無蓋車には多数の復員軍人が乗車していたが、トンネル内に充満した煙から逃れるために、線路におりた乗客がトンネル内を歩いていたところに、煙から逃れるためにブレーキを緩めて退行してきた列車に次々と轢かれ、56名(49名、53名という説もある)が死亡した。 
この碑は真幸から上ってきた線路が、事故が発生した山神第二トンネルに入る直前にある。 この場所は山の中で付近には道路が無く、現地に行く方法が分らなかった。 車で真幸駅に向かって走っている際、道路際に「復員軍人殉難碑」と書かれた看板を見つけ、この指示に従って現地に行くことが出来た。
  
写  真
基本情報


所 在 地 : えびの市岡松
MapCode : 195 223 213*25
建 立 日 : 1998年11月 9日
建 立 者 : 慰霊関係者一同
種   別  : 慰霊碑
撮 影 日 : 2017年 4月19日


碑  文  昭和20年8月22日殉難者56名埋葬
 昭和36年(17回忌)慰霊碑建立
   爾後毎年命日に慰霊祭実施
 平成10年11月9日改葬して京町の真幸寺に納骨 永代供養とする
 平成10年11月9日建立
  建立者慰霊関係者一同
  えびの森林管理センター


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