蘆屋鐡道の起点西蘆屋駅跡
  
碑の背景
コメント
芦屋鉄道は鹿児島本線遠賀川駅と西芦屋間6kmを結んでいた軌間762mmの軽便鉄道である。 1915年に蒸気機関車3両、客車、有蓋車、無蓋車各2両で営業を開始した。 芦屋鐡道は、開業後営業が振るわず、営業を開始した16年後の1931年に廃止された。
第二次大戦後芦屋鉄道の跡地(遠賀川〜浜口間)は進駐軍芦屋駐屯地への物資輸送のために設けられた芦屋線に流用されている。
芦屋鉄道の終点である西芦屋駅は現在の芦屋町役場の付近に設けられていた。 

写  真
基本情報


所 在 地 : 遠賀郡芦屋町
MapCode : 68 799 744*78
建 立 日 : 1986年 2月
建 立 者 : 芦屋町教育委員会
種   別  : 跡地碑
撮 影 日 :  2011年11月 4日


碑  文 芦屋鉄道株式会社は大正四年(一九一五)四月に開業、終点 の遠賀川駅まで約六キロメートルの間、貨客の輸送をした。 駅 舎の建物があったのは西芦屋、東芦屋と遠賀川で、浜口、鬼津 松の本には停留所があった。 鹿児島本線と接続してこの地方唯 一の交通機関であったが、乗合自動車などの出現によって漸次 経営不振となり、昭和六年(一九三一)十月に廃業した。


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