佐藤栄作先生之景徳碑
  
碑の背景
コメント
第61代内閣総理大臣である佐藤栄作は1901年に生まれ、1924年に東大を卒業すると鉄道省に入省した。 碑文によると入省の二年後である、1926年に二日市駅長として赴任してきている。 この二日市駅は九州鉄道が博多−千歳川仮停車場を開業させた際に、中間駅として1889年に開業したもので、1907年に国有化され鉄道省の駅となっていた。 、
鉄道碑鉄道碑と言う観点からこの碑を見ると、佐藤栄作が1926年に二日市駅の駅長として赴任してきた事実以外、鉄道に関する功績について触れられていない。 
  
写  真
基本情報


所 在 地 : 筑紫野市二日市中央1丁目
MapCode : 55 272 073*70
建 立 日 : 1977年 5月
建 立 者 : −−−
種   別  : 顕彰碑
撮 影 日 :  2011年11月 3日



碑  文 大正十五年二十五歳ニシテ第十四代二日市駅長トナラレ爾来官界政界ノ要職ヲ歴任 昭和三十九年十一月ヨリ八年ノ永キニ亘ツテ内閣総理大臣ノ重責ヲ担ワレタ 其間特ニ戦争デ失ッタ沖縄 小笠原ノ領土回復ニ成功シ我国ニ未曾有ノ経済的繁栄ヲモタラサレタ
従一位大勲位頸飾菊花大勲章ニ叙セラレ日本人トシテ初メテノーベル平和賞ヲ受賞サル
先生ノ資性ハ深沈重厚和ヲ以テ終世ノ銘トサレタ 其志操ヲ仰ギ業績ヲ永ク後世ニ伝ウ
          昭和五十二年 五月

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