九州鉄道発祥の地
碑の背景
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博多駅の博多口から北西に約400mの所に出来町公園がある。 この公園から南西に約400mの所にある博多警察署の辺りまでが初代博多駅のあった場所である。 初代博多駅は1889年12月に開通した九州鉄道博多−千歳川仮停車場間の開業に合わせて設けられたものである。 その後、博多駅は博多から門司方向への開業に合わせて1890年9月に現在の地下鉄祇園駅付近に移転をした。 2代目博多駅の開業から19年後の1909年7月には現在の場所に駅が移転した。 
九州の鉄道は初代博多駅−千歳川仮停車場間から始まったため、この出来町公園に発祥の地碑が建立された。

写  真

 
基本情報
 所  在  地 : 福岡市博多区
             博多駅前1−10
             出来町公園
 マップコード : 13320728*00
 建  立  日 : 1979年12月 1日
 建  立  者 : 日本国有鉄道九州総局
 種      別 : 発祥碑
 撮  影  日 :  2004年11月

碑  文  福岡県をはじめ 佐賀 長崎 熊本県民有志のあいだに 鉄道建設への気運が盛りあがり 明治二十一年六月 九州鉄道株式会社が創立されました 初代社長高橋新吉はドイツ人技師 ヘルマン ルムシュツテルを 技術顧問として招へいし 彼の指導によりまず 博多・久留米間の小路を進めました 本州の鉄道がイギリス人 北海道がアメリカ人の技術指導によったのに対し 九州の鉄道はドイツ式を採用することになりました この公園の一角に設けられた博多駅から久留米の対岸 千歳川仮停車場に向けて九州最初の鉄道が敷設され 明治二十二年十二月十一日 陸蒸気は多くの人びとの喜びと期待を乗せて走り始め 筑紫路に鉄輪のひびきがこだましました いらい九州鉄道は自らその線路を延ばすとともに すでに開業していた築豊鉄道 豊州鉄道 唐津興業鉄道 伊万里鉄道とつぎつぎに吸収 北部九州の交通網をほとんど手中に収め 民営鉄道のなかでは全国第二位の地位を占めるまでに発展しました その後 明治四十年七月 鉄道国有法によって 国に買収されることになり 国有鉄道として九州の産業 文化の発展に貢献してまいりました 博多駅もまた この鉄道の発展につれて 二代 三代と所を変えて成長 今日では九州最大の駅としてその偉容を誇っております このたび 九州の鉄道開業九十周年を迎えるにあたり ここに先人の偉業をしのび 合せて鉄道発祥の地を永久に保存するため この地に碑を建立しました
     昭和五十四年十二月一日
        日本国有鉄道九州総局


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