安藝線電化開通記念碑
碑の背景
コメント
土佐電気鉄道安芸線は1924年12月に蒸気動力で後免町〜手結間で営業を開始した。 1930年4月には後免〜安芸間全線開業した。 戦後、経費削減、スピードアップなどを目的として電化が検討されたが、当時は何をするにもGHQによる許可が必要であった。 土佐電から申請を受けたGHQでは現地に於いて公聴会を開くよう指示を受けた。 公聴会では電化促進の声が圧倒的で、当時、GHQの高知民生部長であったアクセルソン中佐は電化工事に対して支援を約束した。 この様な背景からこの碑は英文が上段に、日本文が下段に書かれたものと思われる。
この碑は「内閣総理大臣 吉田茂 書」と書かれているが、吉田茂は高知県から立候補しており、この碑が建立された1949年11月は吉田茂が第三次吉田内閣を組閣した年である。    
写  真 基本情報

 所  在  地 : 南国市御免町1214
           土佐電鉄後免町駅付近
 マップコード : 204010517*73
 建  立  日 : 1949年11月30日
 建  立  者 : 関係町村学校生徒
 種      別 : 達成碑

 撮  影  日 : 2015年 3月16日
碑  文 IN COMMEMRATION OF THE OPENING OF THE ELECTRIFIED AKI LINE
(英文部分は省略)      
安藝線電化開業記念碑      
多年宿坊せる安藝線電化工事は昭和二十三年十一月工を起し本年七月之を完成した此の工事が斯くも急速に竣工したのは是れ全く高知民事部長アクセルソン中佐の懇切なる御援助の賜にして沿線住民の福祉頗る多く日米両國修交の上にも亦絶大の貢献を為したのは吾々の最も欣快とする所である茲に関係町村各學校生徒相謀り先生の功績を刻して永遠に感謝感恩の誠意を表す
      昭和二十四年十一月三十日   関係町村學校生徒建立
             内閣總理大臣  吉田茂 書

 戻る

inserted by FC2 system