井上要翁頌徳碑 |
||
碑の背景 コメント |
1865年に喜多郡菅田村(現大洲市)の庄屋、で生まれた有友平衛の長男で生まれ、同村の士族である井上家の養嗣子となった。 1897年には県会議員に当選、1902年には衆議院議員となった。 1887年に創立した伊予鉄道では取締役として経営に参画、1906年以降は第3代社長、第5代の社長として伊予鉄道を育てた事により、創立者の小林信近が伊予鉄道の生みの母と言われたことに対して、井上要は育ての父であるといわれている。 この碑は当初、井上の寄付により建設された初代県立図書館の前に建立されたが、後に現在地に移された。 |
|
写 真 基本情報 |
所 在 地 : 松山市梅津寺 梅津寺公園駅前 MapCode : 53 430 545*13 建 立 日 : 1942年12月19日 建 立 者 : −−− 種 別 : 顕彰碑 撮 影 日 : 2015年 3月17日 |
|
碑 文 | 井上要翁ハ慶應元年愛媛縣喜多郡 菅田里正有友氏ノ家ニ生ル資性俊 敏識見高邁頗ル經世ノ才アリ先ニ 推サレテ縣會ノ王班トナリ後ニ選 ハレテ代議士タルコト三度更ニ伊 豫電氣鉄道株式会社社長トナリテ ハ企畫宜シキヲ得以テ同社今日ノ 隆昌ヲ致セリ又深ク心ヲ育英ニ注 ギ北豫中學松山高商等ノ創立経營 皆其手ヲ煩ハサザルハ無シ而シテ 翁ハ我ガ縣未ダ縣立圖書館ノ設備 ナキオ慨シ其退職ニ際シ享ケシ所 ノ巨資ヲ捐テ同館舎ヲ建テ之ヲ縣 ニ寄ス實ニ昭和十年五月ナリ嗚呼 翁ヤ徒ラニ軒冕ノ榮ヲ索メズ專ラ 郷黨ノ誘掖ニ終始ス真ニ偉ナリト 謂フヘシ因テ此処ニ比碑ヲ起シテ 丕績ヲ不朽ニ傳フ 昭和十七年 伊豫史談會同人 撰 七十七齢前田政吉書 |
|
戻る |
||