四国鉄道発祥之地
  
碑の背景
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金毘羅宮は海上交通の守り神として信仰されており、古くから多くの者が参拝をしている。 多度津で回船問屋を経営していた景山甚右衛門は多度津港から金毘羅宮に向かう参拝客の輸送を目的として1887年に鉄道敷設の申請を行い、翌年には起工した。 1889年5月23日、讃岐鉄道で最初の区間である丸亀−多度津−琴平間が開業した。 この鉄道は全国でも9番目に開業した鉄道であり、四国では1888年10月に開通した伊予鉄道の松山市〜三津間に次ぐ2番目である。 なお、伊予鉄道は軌間762mmの軽便鉄道で、軌間1067mmの鉄道では四国で最初となる。
讃岐鉄道に関する「四国鉄道発祥之地」の記念碑は琴平駅前、多度津駅前、多度津市民会館前の3か所にある。
  
写  真
基本情報


所 在 地 : 琴平駅前
MapCode : 77 383 564*74
建 立 日 : 1972年11月
建 立 者 : 琴平町長・琴平駅長
種   別  : 発祥碑
撮 影 日 : 2014年 9月 5日


碑  文   シゴハチの動輪
 明治22年5月23日讃岐鉄道会社が琴平〜丸亀の間営業をはじめたのが四国鉄道のはじまりです。
それから80余年蒸気機関車は四国の山野をかけめぐりましたが去る昭和45年懐かしい汽笛を残しながら四国から姿を消しました。
 ここに展示してある動輪はシゴハチという愛称で親しまれたC58蒸気機関車の動輪です。
   昭和47年11月  琴平町長・琴平駅長


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