大阪市電創業の地
  
碑の背景
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1903年7月に大阪市が建設・運営する大阪港が開港した。 大阪港への交通手段として大阪市営電気鉄道築港線が開業した。 花園橋(現在の九条新道交差点)から築港桟橋(現在の天保山)の5.1kmである。 大阪市は当初より、大阪市街地の交通については市が担う方針を打ち出し、この築港線に続いて08年には東西線と南北線を開通させるなど路線の拡充を図り、1944年には路線延長が117.8kmとなった。 戦後はモータリゼーションの進展、市営地下鉄の充実等により逐次路線を縮小し、1969年3月に最後に残された阪急東口−都島車庫−守口、今里車庫−戎橋−玉船橋の2区間が廃止された。 ちなみに最初に建設された築港線は1960年8月地下鉄中央線建設の為に運転を休止したが、その後運転は再開されず、そのまま廃止となった。

写  真
基本情報


所 在 地 : 大阪市西区千代崎2−8
        九条新道交差点
MapCode : 1312470*82
建 立 日 : 1989年 9月
建 立 者 : 大阪市
種   別  : 発祥碑
撮 影 日 : 2008年 9月 6日


碑  文 明治三十六年九月に開業した大阪市電の第一期線築港線は西九條町(花園橋西詰)から築港埠頭までの約五キロ間で このあたりに花園橋停留所があった
 

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