浜寺公園駅駅舎記念碑
  
碑の背景
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浜寺公園駅は1897年10月に南海電鉄が堺−泉佐野間で開業した時に設置された。 駅設置時の名称は浜寺駅であったが、開駅から10年後に現在の駅舎に建て替えた際に駅名も浜寺公園駅と改められた。 この駅舎は建築から100年以上経過しており、私鉄最古のものであり、1998年には国の登録有形文化財に登録されている。 2000年には近畿地方の特徴がある駅として、近畿の駅百選がスタートし、第1回認定では25駅が選ばれたが、浜寺公園駅も認定された。

写  真
基本情報


所 在 地 : 堺市浜寺駅前  浜寺公園駅前
MapCode : 1145250*71
建 立 日 : 1988年 2月23日
建 立 者 : 堺西ロータリークラブ
種   別  : その他の碑
撮 影 日 : 2009年12月18日


碑  文 浜寺公園駅は、明治40年(1907年)我が国近代建築の元勲といわれた、東京帝国大学 工学大学学長 辰野金吾・片岡安博士設計により建てられた洋風木造建造物である。
屋根の正面に見えるドーマ窓(屋根窓)や、柱の骨組みを壁に埋めず装飾模様として生かすハーフチンバー様式(木骨真壁造り)、また、鹿鳴館の二階ベランダ部分に用いられた柱と似た玄関柱が特徴である。
私鉄最古の歴史ある明治の駅として、地元をはじめ多くの人々から親しまれ 日本建築学会など学術的にも高く評価されている。
  1988年2月23日  贈 堺西ロータリークラブ創立5周年記念


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