旧東海道線 山科駅跡
  
碑の背景
コメント
1874年大阪−神戸間が開業した官設鉄道は1877年2月に京都まで延長された。 京都から東方には東山があり、ここを通るためにはトンネルを掘る必要があったが、当時の土木技術では建設困難であったため、東山を迂回して大津に向かう路線が建設された。 京都−大谷間は1879年8月に開通したがその時の経路は現在の京都から奈良線稲荷駅・旧山科駅(京都市営地下鉄小野駅付近の名神高速道横)を通っていた。 名神高速道のこの辺りから逢坂山トンネル付近にかけては旧東海道線の路線跡を転用してしている。 
東海道本線に東山トンネル・新逢坂山トンネルが掘られ、現在の様に大津・京都間を直線で結ぶルートになったのは1921年8月のことである。

写  真
基本情報


所 在 地 : 山科区小野蚊ケ瀬町47
            小野小学校北
MapCode : 7472230*63
建 立 日 : 1982年 3月
建 立 者 : 京都洛東ライオンズクラブ
種   別  : 跡地碑
撮 影 日 : 2005年 2月15日



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