電気鉄道事業発祥の地
  
碑の背景
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明治維新と東京遷都により人口が減少し産業も衰退した京都では、灌漑・上水道・水運等を目的とした琵琶湖疏水が計画された。 この疏水の水を用いて当初は計画になかった水力発電所が建設され1891年に電力の供給を開始した。 この電気を用いた電気鉄道が京都電気鉄道の手により1895年2月にこの碑がある京都駅そばの東洞院塩小路下ルから伏見下油掛まで開通した。 これが日本における電気鉄道の始まりである。 

写  真
基本情報


所 在 地 : 下京区塩小路通東洞院
          南西角 京都駅前
MapCode : 7556079*71
建 立 日 : 1975年 2月 1日
建 立 者 : 日 本 国 有 鉄 道
        京 都 市 交 通 局
        関西電力株式会社
         阪急電鉄株式会社
        京阪電気鉄道株式会社
        近畿日本鉄道株式会社
        阪神電気鉄道株式会社
       南海電気鉄道株式会社
       京福電気鉄道株式会社
        鉄道友の会京都支部
種   別  : 発祥碑
撮 影 日 : 2004年11月 2日
  
碑  文  日本最初の電気鉄道はこの地に発祥  
 即ち明治二十八年二月一日居京都電気鉄道株式会社は東洞院通り七条下る鉄道踏切南側から伏見下油掛通りまで六キロの間に軌道を敷き電車の運転を始めた
 この成功を機として我が国電気鉄道事業は漸次全国に広がり今日の新幹線電車にまで発展することになったのである。
 よってその八十周年にあたり先人の偉業を讃えてこの記念碑を建てる。

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