辛苦是経営
  
碑の背景
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近江鉄道は旧彦根藩士が中心となって1896年6月に創業されたが、用地買収費が計画を上回り資金難となったため1989年1月には当初の経営陣は退陣し、沿線に自宅をもつ近江商人が経営が任された。 不足する資金は銀行借り入れに頼ったが、経営の中心に居た小林吟右衛門は銀行借り入れに対し連帯保証をつけて経営に当たり、1905年には銀行借入を完済したが、その直後に死去をした。 この時、旧彦根藩士として唯一、経営陣に残っていた西村捨三は資金難の苦しさを「辛苦是経営」という碑に残して辞任をした。 

写  真
基本情報


所 在 地 : 彦根市安清町11番12号
        近江鉄道本社
MapCode : 101346349*51
建 立 日 : 明治38年
建 立 者 : 西村捨三
       (近江鉄道設立時の取締役)
種   別  : その他の碑
撮 影 日 : 2008年 3月23日



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