北緯35度線と大津駅
  
碑の背景
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 大津駅の上りホームの京都よりに青い玉を載せているモニュメントがある。 このモニュメントから東に向かって線路が置いてある。 これが北緯35度線を意味している様であるが、国土地理院の地図でこの場所の緯度を調べたところ、北緯35度0分11.5秒であった。
 それでは、北緯35度線は何処なのか、調べたところ、大津駅の南、約370mの場所にある逢坂丸山公園の中にあった。
 
写  真
基本情報


所 在 地 : 大津市春日町   大津駅ホーム
MapCode : 7 629 000*66
建 立 日 : 1989年 7月 1日
建 立 者 : 西日本旅客鉄道株式会社
種   別  : その他の碑
撮 影 日 : 2015年11月 7日


碑  文    北緯35度線と大津駅
 大津駅は、北緯35度線上に位置しています。 線上を東の方向に進むと千葉県千倉町で太平洋に出、アメリカ大陸ではオクラホマシティー、メンフィスなどの都市を通り、地中海のクレタ島、キプロス島を横断し、バクダット、テヘランの二つの首都、チベット高原、西安の北方を通過し、島根県江津市で再び日本に上陸し、この大津駅に戻って来ることができます。
 このモニュメントは、琵琶湖線開業100周年記念事業の一環として、大津駅からこのような地球規模の線上にあることを、広く知って頂くために設置しました。
 なお、地球上のある点の位置を表す方法には緯度と経度を用いる方法があり、北緯35度とは、地球を真球体と仮定すると、地表のある一点と地球の中心を結ぶ線が、赤道面となす角度が35度となる地点を結んだ線のことを言います。
          1989年7月1日    西日本旅客鉄道株式会社

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