旧跨線橋の支柱 |
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碑の背景 コメント |
1889年4月16日、官設鉄道は静岡−浜松間を開業させた。 これにより、東京から長浜まで鉄道で結ばれ、長浜〜大津間を船で移動することにより関西までが結ばれた。 この年の7月には琵琶湖を船で移動する区間にも鉄道が開通し、東京−神戸間600Kmが鉄道で結ばれた。 磐田駅は静岡−浜松間が開通した際に設けられた駅で、当初は中泉駅と呼ばれていた。 中泉駅が開設された時、駅舎は現在地よりもやや西寄りであった。 1915年4月に中泉駅は2代目の駅舎に改築されたが、この支柱はこの時に跨線橋用の支柱として使用されたものと考えられる。 この支柱は明治44年(1911年)製であるが、実際に使用されたのは大正4年(1915年)であり製造から使用まで約4年のブランクがある。 |
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写 真 基本情報 |
所 在 地 : 磐田市中泉 磐田駅ホーム MapCode : 26 147 738*80 建 立 日 : −−− 建 立 者 : JR東海 種 別 : 其の他碑 撮 影 日 : 2014年 4月30日 |
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碑 文 | 旧跨線橋の支柱 この柱は磐田駅が中泉駅と呼ばれていた当時、大正4年に跨線橋(ホームと駅舎の連絡通路)の柱として建てられたもので、日本国有鉄道終焉の都市・昭和61年の7月まで使用されました。 「明治四十四年」「鉄道院」「川崎造船所兵庫工場鉄道部製造」の刻印があります。 大変に貴重なもので、旧跨線橋が取り壊される際に保存されました。 |
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