富士馬車鉄道駅舎跡地
  
碑の背景
コメント
富士馬車鉄道は1890年6月に東海道線の吉原−富士宮間を開業、1910年には富士−長沢間の支線も開業した。 富士−甲府間の免許を得た富士身延鉄道が1912年に設立され、富士宮まで路線の重複するこの馬車鉄道を譲り受けた。 1913年7月富士身延鉄道が富士−富士宮間を蒸気機関車で開業すると同時に、富士−長沢間と入山瀬−富士宮間の馬車鉄道が廃止され、馬車鉄道の区間は吉原−長沢−入山瀬間となった。 1918年にはこの区間は根方軌道に売却されたが、1924年に根方軌は廃止となった。 なお、碑文にある鈴川は現在の吉原、大宮は現在の富士宮である。

写  真
基本情報


所 在 地 : 富士市鷹岡本町7
          入山瀬
MapCode : 72347808*44
建 立 日 : 1998年 1月20日
建 立 者 : 鷹岡中央振興会
種   別  : 跡地碑
撮 影 日 : 2008年11月 7日


碑  文 静岡県下最初の馬車鉄道として明治23年6月26日開業入山瀬−鈴川間7.5K入山瀬−大宮間6.6K富士−長沢間3.2K合計17.3Kで岳南各地を結ぶ唯一の交通機関として栄えたが富士身延鉄道の開通により大正14年その歴史を閉じた
平成10年12月吉日
鷹岡中央振興会

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