美濃町線 旧美濃駅
碑の背景
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名古屋鉄道美濃町線は1911年2月11日に美濃電気軌道により神田町−上有知間が開業した。 この時開業した上有知駅は開業の2ヶ月後の4月1日には美濃町駅と改称され、同年7月には駅の場所が移転した。 1923年10月には現在地に再移転し、駅名も新美濃町駅と改称された。 1954年10月に駅名から「新」の字がとれて美濃駅と改称された。 美濃町線は1999年4月に新関駅以遠が廃止となったことにより、この駅も廃止となった。  なお、旧美濃駅舎は文化庁に「登録有形文化財」として登録されている。

写  真

基本情報
 所  在  地 : 美濃市広岡町
            のりもの屋美濃駅
 マップコード : 70724538*14
 建  立  日 : −−−
 建  立  者 : 美濃市
 種      別 : 跡地碑
 撮  影  日 : 2010年 5月20日

碑 文  名古屋鉄道美濃町線の前身は、地元有志の方々により誕生した美濃電気鉄道株式会社が美濃並びに関と岐阜間の交流を図るため、明治四十四年(一九一一)二月に神田町から上有知駅間を開業しました。
 大正十二年(一九二三)十月に美濃駅が当所に開設されて以来、地域住民をはじめ多くの方々の重要な交通機関として、地域相互の交流・発展に貢献してまいりました。
 しかし、日本経済が急速な発展を遂げるとともに車社会の進展により、平成十一年(一九九九)四月一日には、美濃町線新関駅から美濃駅間が廃線となりました。
 ここに残る旧美濃駅は、美濃町線新関駅から美濃駅間の廃線にあたり、先人が築き上げられた功績を讃えるとともに、永く歴史にとどめるものであります。
                                     美濃市

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