善知鳥山鐡道工事紀念碑
   
碑の背景
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官設鉄道は1901年8月に甲武鉄道八王子から上野原迄の22.5kmを開業し、以降、逐次営業区間を延伸させていった。 1905年11月には岡谷まで開業し、翌1906年6月に岡谷〜塩尻間を開業させ、既に開業していた塩尻〜篠ノ井間を含めた八王子駅〜篠ノ井駅の鉄道となった。 この時に開業した区間は岡谷から南下して辰野に向かい、辰野から北上して塩尻に向かう経路であるが、途中には延長1573mの善知鳥(うとう)トンネルがある急勾配・急曲線の連続する経路であった。 この碑は善知鳥トンネルの工事に関するものである。
善知鳥峠は標高889mで峠の南側に降った雨は天竜川から太平洋に、北側の降った雨は犀川(信濃川)を経て日本海に注ぐ中央分水嶺に位置している。 
   
写  真
基本情報


所 在 地 : 上伊那郡辰野町小野
MapCode : 75131795*54
建 立 日 : −−−
建 立 者 : 神屋組
種   別  : 慰霊碑
撮 影 日 : 2016年 9月10日


碑  文   神屋組
  為配下死亡者一同
  善知鳥山鐡道工事紀念碑

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