いがごてら都へ出たり丹波栗
   
碑の背景
コメント
 河東鉄道は1921年6月に屋代−須坂間を、1923年3月26日には須坂−信州中野間を開業させた。 小布施駅は須坂―信州中野間の開業と同時に設置された駅である。 1926年に河東鉄道が長野電気鉄道を合併し、社名を長野電鉄と改称した。 この時に八代−須坂−信州中野−木島間が河東線となった。
 駅のホームにあるこの碑は一茶の句が彫られている。 小布施には一茶の句碑が24あり、そのうちの9碑には栗の文字が入っている。 これは小布施が昔から栗の産地として有名であった為と思われるが、小布施産の栗は小布施栗呼ばれており、この句にある丹波栗は丹波・篠山地方で栽培されている栗のことである。 この碑の建立者が何故、この句を選んだのか興味がある。
 
写  真
基本情報


所 在 地 : 上高井郡小布施町
   小布施1497−2 小布施駅構内
MapCode : 54 412 477*02
建 立 日 : 1986年12月
建 立 者 : おぶせ碑の会
種   別  : 周年碑
撮 影 日 : 2013年 7月12日


碑  文  表面
 いがごてら都へ出たり丹波栗  一茶
  裏面
 河東線開通六十四周年記念
 小布施駅改築  おぶせ碑の会
  昭和六十一年十二月吉日建立

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