小海線全開通三十周年記念
碑の背景
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小海線は中央線小淵沢駅と鉄道小諸駅を結ぶ78.9Kmの路線で、その半分位は標高1000m以上の高度であり、途中の清里・野辺山間には標高1375mのJR鉄道最高地点がある。 この線は小諸−小海間が佐久鉄道によって1919年に、小海−小淵沢間が国鉄により1932年から1935年かけて小海からは小海北線として、小淵沢からは小海南線として、双方から逐次延長させて開通させた。 この間、1934年には小諸−小海間が国鉄に買収され、1935年11月に清里−信濃川上間が開通した事により小淵沢−小諸間が小海線となった。

写  真
基本情報


所 在 地 : 北杜市高根町清里
        清里駅裏側
MapCode : 537877829*73
建 立 日 : 1964年10月
建 立 者 : 小川・八田両先生
           謝恩碑建設会
種   別  : 周年碑
撮 影 日 : 2004年 8月11日


碑  文 小海線は本年をもって全開通以来三十年となりました  当時の鉄道大臣小川兵吉同次官八田嘉明(後に鉄道大臣)両先生のご努力により太平洋と日本海を結ぶ最短距離産業線として建設したものであります  当高原鉄道の建設は実に容易ならぬ苦難の連続でありました  その功あって現在では産業・文化の貢献に寄與すること誠に絶大なものがあります  茲に相図り両先生の遺徳を称え此の地を卜して建碑しました。
昭和三十九年十月吉日 小海線開通三十周年を記念して
 小川八田両先生謝恩碑建設会

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