北鉄能美線岩内駅跡地
碑の背景
コメント
この駅は1925年(大正14年)6月に能美電気鉄道により岩内駅として開業した。 この時には省線とは非連帯駅であった。 その後、会社の吸収により金沢鉄道→北陸合同電気と社名が変わり、1942年(昭和16年)に事業譲渡により、北陸鉄道となった。 1946年には国鉄との連帯輸送が始まったことにより、駅名が加賀岩内駅となった。 岩内駅から加賀岩内駅への変更は国鉄岩内線に岩内駅がある為だが、駅名の読みは、こちら(石川県)が「いわうち」であるのに対し、岩内線の方(北海道)は「いわない」となっている。 1980年には碑文にもある様に、能美線が廃止となり、廃駅となってしまった。
 この碑では駅名を廃止時の駅名である加賀岩内駅ではなく、誕生時の駅名岩内駅としている。
  
写  真
基本情報


所 在 地 : 能美市岩内
       Aコープ山内店前
MapCode : 41 098 855*10
建 立 日 : 1991年 3月
建 立 者 : 
種   別  : 跡地碑
撮 影 日 : 2019年 8月20日


碑  文  大正14年3月に幾多の困難を経て開通し根上町寺  井町辰口町を縦断して電車が走っており、北鉄能美線 と呼ばれていました。北陸本線寺井駅と北鉄石川線鶴 来駅に接続して通勤通学或は貨物輸送の大動脈として 盛んに利用されて岩内駅も賑わったものです。      
 時代の推移で道路が整備されバス輸送が次第に活躍 することにより、昭和55年9月に北鉄能美線が廃止  されると共に盛んだった岩内駅も姿を消したもので、 往時を思い歴史の節目をしるしました。           

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