D51型機関車動輪
  
碑の背景
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D51型蒸気機関車は1935年から1944年までの間に1107両製造された、日本でも最もポピュラーな機関車である。 この機関車は動輪を4軸持っており、写真の動輪は前から2番目の動輪である。
解説文では「昭和14年日本車両で生まれ・・・」とあるが、日本車両で生産されたD51は D51379〜D51405 であり、このD51193は日本車両では生産されていない。 この車両は昭和13年に大宮工場で製造されており、製造番号は「7」である。 蒸気機関車の主連棒・動輪など、主だった部品には製造時に機関車の車両番号が刻印されており、他の機関車に流用された場合には直ぐに判るようになっている。 この車輪の刻印を見ると D51193 となっており、車両番号は正しかった。

写  真
基本情報


所 在 地 : 新潟市北区白新町1丁目
        豊栄駅前
MapCode : 32 896 847*84
建 立 日 : −−−
建 立 者 : −−−
種   別  : 動輪碑
撮 影 日 : 2014年10月23日


解説文      D51型機関車の動輪について
 この動輪はD51193機関車の第2動輪です。
 昭和14年日本車両で生まれ、主に貨物列車用として関西方面で活躍し昭和50年北海道追分機関区でSL最後の花道を飾った輝かしい経歴の機関車です。
 直径は140cm 重量は2,150kgです。
 誠に良い働き者で延211万9,021.5kmを走り、地球を約52周走り続けたことになります。
            新潟市北区・JR豊栄駅
 

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