山北機関区跡
碑の背景
コメント
1889年2月官設鉄道の国府津−静岡間が開業した。 この時に選定されたルートは箱根をトンネルでぬけることが出来ず、国府津から御殿場を通り沼津に行く経路であったが、山北から御殿場にかけては急な登り勾配で補助機関車が必要となった。 この補助機関車が配属されたのが山北機関区である。 丹那トンネルが出来る1934年まではほとんどの列車が山北駅に止まり、補機を連結して御殿場までの登りに備えた。 1934年の丹那トンネル開通により、国府津−御殿場−沼津の区間は御殿場線となり、列車本数も減った事により機関区は縮小された、さらに1943年には機関区は廃止された。

写  真
基本情報


所 在 地 : 山北町山北1981
          鉄道公園
MapCode : 57669774*85
建 立 日 : 1964年 3月15日
建 立 者 : 山北機関区の
           思い出を語る会
種   別  : 跡地碑
撮 影 日 : 2005年 2月23日

碑  文 明治廿ニ年二月一日開業昭和九年十二月一日縮小(丹那トンネル開通)昭和十八年三月十五日解散
語れども語りつくせぬ
 

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