駅開設記念碑
碑の背景
コメント
横浜線は1908年に生糸を横浜に輸送することを目的として開業した。 この時の駅は東神奈川・小机・中山・長津田・原町田・淵野辺・橋本・相原・八王子の9駅であった。 その後、菊名・相模原・大口などが開業したが鴨居駅の開業は1962年まで待たねばならなかった。 
1955年頃鴨居駅建設運動が始り、1958年になって鴨居駅建設委員会が発足し組織的な建設運動となった。 運輸省に駅設置希望を提出したところ、建設費用は4千万円位とのことで、紆余曲折の結果、農家80戸より土地51万4千平米、非農家80戸より金銭970万円弱の負担により1962年12月25日開設に至った。 駅開設にあたって当時の国鉄からは一切の補助はなかった。
農家より提供された土地は横浜市住宅供給公社に売却され、駅建設費となった。 また、非農家の金銭提供額は約12万円であるが当時の大卒初任給の4か月分程度に相当する額であった。 

写  真
基本情報


所 在 地 : 横浜市緑区鴨居1−9
        鴨居駅バスロータリ横
MapCode : 2323793*24
建 立 日 : 1962年12月25日
建 立 者 : 鴨居駅設置委員会
種   別  : 開通・開駅碑
撮 影 日 : 2003年 4月 7日
碑  文 鴨居駅は当時住民の切なる熱望により金壹億円の地元民寄附金を以て国鉄これを設置すよつてここに碑を建立し祈念す
    鴨居駅設置委員会

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