上大井驛開設50周年
碑の背景
コメント
東京と関西を結ぶ動脈として東海道線の建設が開始され、最初の区間である品川−横浜間で仮営業を開始したのは1872年である。 これ以降東から西、関西からは東に、愛知からは東西へと逐次、線路が敷設されていった。 現在の御殿場線が東海道線の一部として開業したのは国府津−静岡間114.8kmが開業した1889年2月のことである。 この時に開設されたのは松田・山北・小山(現:駿河小山)・御殿場・佐野(現:裾野)・沼津の各駅で有り、国府津−松田間10.2kmには駅は設置されなかった。 東海道線は丹那トンネルの貫通と共に、経路を小田原・熱海経由に変更し、国府津−御殿場−沼津間は御殿場線となった。 
上大井駅は碑の沿革にも在る様に御殿場線となってからも駅は設けられず、1946年の地元からの請願により1948年になってようやく建設されたものである。 
  
写  真
基本情報


所 在 地 : 大井町上大井617
          上大井駅前
MapCode : 23175271*35
建 立 日 : 1998年 6月 1日
建 立 者 : 大井町・上大井自治会
種   別  : 周年碑
撮 影 日 : 2009年10月23日


碑  文       沿         革
明治二十二年二月    東海道本線上大井を走る
昭和 九 年十二月     丹那トンネル開通に伴い御殿場線と改称される
昭和二十一年八月    曽我・金田村長・上中村山田村組合長上大井駅設置請願を
                運輸大臣に提出
昭和二十三年二月    運輸政務次官より曽我村長に上大井駅設置の許可が下りる
昭和二十三年三月    上大井駅建設に着手
昭和二十三年五月    上大井駅完成工事費約百萬円
昭和二十三年六月一日 上大井駅開設さる
昭和五十六年八月 愛称「ひょうたん駅」と呼ばれる
   平成十年(一九九八年)六月一日建立
                大  井  町
                上大井自治会
       

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