東横浜駅跡 |
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碑の背景 コメント |
東横浜駅は桜木町駅が高架工事を開始した1915年12月に桜木町駅の貨物取扱業務を分離して新設された。 上屋付きのホームが2面あり有蓋車専用の駅であった。 1979年10月に貨物取扱が廃止され、東横浜信号所となったが、1981年1月にはこの信号所も廃止された。 現在、駅の跡地は桜木町駅東口のバス用ロータリーとなっており、終日バスが出入りしている。 |
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写 真 基本情報 |
所 在 地 : 横浜市西区桜木町 桜木町駅前 MapCode : 8706665*13 建 立 日 : 2006年3月 建 立 者 : 東日本旅客鉄道(株) 横浜支社 種 別 : 跡地碑 撮 影 日 : 2009年10月23日 |
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碑 文 | ここに駅があった 大きな貨物駅だった 往時は六十五万トンが発着し 多くの人が働き汗を流した ある時代は生糸だった ある時代は疎開荷物だった ある時代は進駐軍輸送 それに輸入食料だった そしてこの駅はいつの時代も 市民生活とともにあった 一九七九年十月この駅の使命は終わった かつて日本の鉄道開業の 榮をになった駅 追憶のなかに永遠 東横浜駅 |
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東横浜駅について 東日本旅客鉄道株式会社 横浜支社 明治五年汽笛一声新橋を発した日本初の鉄道の終着駅横浜はこの地でした。 時を経て横浜駅は現在の位置に移り、この地は客貨の機能を分離して桜木町駅、東横浜駅となりました。 さらに幾星霜、国運いよいよ隆昌に向かう我国現代史の過程において、鉄道の果たした役割はかぎりなくおおきいものがありました。 この間、市民生活の一部としてその責めを全うした貨物駅東横浜は昭和五十四年その終焉を迎えました。 いまこの地は新しい都市みなとみらいとして秀麗かつ壮大な偉容をととのえつつあります。 古より世のため人のために日々営まれる活動に支えられて、暮らしが、社会が、街並みが時代に応じて生き生きと発展するさまは無量の感慨を私たちに与えてくれます。 この碑文は東横浜駅廃止に際し往時ここに汗となみだをながした人びとの意をうけて書かれたものです。 平成十八年 三月 |
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