人車鉄道碑
碑の背景
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 1899年に設立された帝釈人車鉄道は金町駅−柴又間1.2kmを軌間610mmのレールの上を人が6人乗りの客車を押す乗り物で、柴又帝釈天への参拝客輸送を目的としていた。 この会社へは帝釈天のある題経寺も株主となっていた。 帝釈人車鉄道は専用軌道で運行していたが、1912年に軌道の特許権を京成電鉄に譲渡し、会社は解散した。 帝釈人車鉄道の専用軌道跡は京成電鉄金町線となっている。

写  真
基本情報


所 在 地 : 葛飾区柴又四丁目8番14号
        柴又駅前
MapCode : 6600403*74
建 立 日 : −−−
建 立 者 : −−−
種   別  : 設置碑
撮 影 日 : 2010年11月28日



碑  文  明治三二年(一八九九)、葛飾に人車鉄道という珍しい交通機関が誕生した。 常磐線金町駅前から柴又・帝釈天までの約一・四キロを、ハッピ姿の押夫が定員六名の人車を汗をふきふき押すという、のんびりした乗り物であった。
 庚申の日には、一日一万三千余人を乗せた記録が残っている。

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