旧大網駅跡地
 
碑の背景
コメント
外房線の前身である房総鉄道は1896年1月に蘇我駅〜大網駅間で開業した。 この時に大網駅が設置された場所は現在駅がある場所から東金線の福俵駅方向に約500mほど行った場所であった。 翌年には現在の上総一ノ宮駅まで延伸されたが、延伸方向は北東向きである線路の配置からは逆方向となる南方向となった。 この為、房総鉄道は大網駅で進行方向を変えていた。 1907年に房総鉄道は国に買収され鉄道庁の路線となったが、この駅の扱いは変わらなかった。 1972年になって、駅の位置が現在の場所に移され、ようやくスイッチバックが解消された。
   
写  真
基本情報


所 在 地 : 大網白里市金谷郷
MapCode : 27 083 492*22
建 立 日 : ―――
建 立 者 :大網白里市
種   別  : 跡地碑
撮 影 日 : 2022年 4月13日

碑  文 旧大網駅跡地
大網駅は、房総鉄道蘇我、大網間の開通により、明治29年1月20日にこの場所で駅の営業が開始され、昭和47年5月26日に現在の場所に移転となりました。
腕木式信号機
腕木式信号機は1840年代にイギリスで考案され、日本では、最初の鉄道が開業した明治5年(1872年)に設置されました。 長方形の板を腕木として柱に取付家、腕の位置、形状、着色によって危害、注意、無難の信号を指示し、列車を駅から駅へと誘導するための信号機です。

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