野田町駅跡・有吉通り
碑の背景
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永禄年間から野田では醤油の醸造が行われていた。 明治20年には野田醤油醸造組合が結成された。 野田の醤油は水運により出荷されていた。 千葉県では醸造業者から交通の不便さを訴えられたことから、柏市と野田町の間に軽便鉄道敷設免許を申請した。 当初は軍用軽便鉄道で使用していた600mmの軌間を予定していたが、醸造組合からは軌間が1067mmでないと柏から鉄道院の貨車が直接乗り入れが出来ず不便であるとの主張があり、軌間が組合の主張にそって変更されて着工した。 
1067mmで建設された千葉県営軽便鉄道は1911年5月9日に柏〜野田町間「14.7kmで開業した。 

写  真
基本情報


所 在 地 : 野田市野田
      総武物流(株)本社横
MapCode : 3689550*04
建 立 日 : −−−
建 立 者 : 野田市教育委員会
種   別  : 跡地碑
撮 影 日 : 2017年12月 9日


碑  文  明治四十四年(1911)野田・柏間に県営軽便鉄道が開通、そのころの野田町駅があったところである。 また、当時の千葉県知事・有吉忠一氏の功績をたたえて新設の駅前通りを有吉町と命名した。

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