長浦駅記念碑
碑の背景
コメント
内房線長浦駅は碑文にもあるように1946年5月8日に新設の請願が出され、8か月後の1947年1月10日には駅が設置された。 長浦駅が設置された時には碑文の請願書にもある様に、長浦町の駅であったが、1955年の町村合併により袖ヶ浦町となり1991年には袖ヶ浦市となっている。 袖ヶ浦市内にある内房線の駅は袖ヶ浦、長浦の二つであるが乗降客数から見ると長浦の方が袖ヶ浦の約1.5倍の規模となっている。 
  
写  真
基本情報


所 在 地 : 袖ケ浦市蔵波5番地
MapCode : 49 705 454*67
建 立 日 : 1957年 8月
建 立 者 : −−−
種   別  : 開通・開駅碑
撮 影 日 : 2012年 1月25日


碑  文           長浦停車場新設請願書                    
          昭和二十一年 五月 八日  千葉県君津郡長浦町長     
       東京鉄道局長下山定則殿                 
       一.新駅ノ位置 房総西線姉ヶ崎 楢葉両駅間 九粁三分間    
       右両駅ノ間ハ近県鉄道駅間ノ最モ長キ距離ニシテ明治四十五年本
       線開通以来此ノ區間ニ住ム長浦村民四千六百近村ノ新駅設置ニ依
       リ利用スルモノ約六千ノ住民ガ已マブル宿望ニシテ開通以来新駅 
       設置請願ヲ代議士ニ頼リ或ハ直接本省ニ提出セシ事幾回ナルヲ 
       ラス日支事変勃発以来已ムナク中止シタルモ茲ニ平和回復シタル 
       上ハ再ビ新設ノ請願ヲ為シ多年ノ宿望ヲ達セシ事ヲ希ヒ敢テ請願  
       ヲ為ス願ハクバ地元民ノ為重ネテ許可アラン事ヲ請願ス       
                         助役高橋美之吉
               
碑横の副碑 記念碑の移設について
 この記念碑は当時長浦村故中村利雄氏の積極的なご努力と長浦地区の皆様のご協力により、長浦駅が新設された際この事業を記念するため 駅構内の一隅に建立されたものである ここに長浦駅前土地区画整理事業の完成にあたり 事業計画に基づく都市計画街路 駅前広場等々完成し長浦駅東南側一帯は文字通り隔世の感一入であるその長浦駅新設記念碑が構内の一隅に建立されている現状にかんがみてこの地を選び記念碑の移設を施行したものでり後日のため記録に留める次第である
  昭和五十八年八月吉日
  袖ヶ浦町長浦駅前土地区画整理組合

 戻る

inserted by FC2 system