小湊鉄道鶴舞発電所跡
碑の背景
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小湊鉄道は1925年3月に五井−里見間が、翌年には里見−月崎間、1928年には月崎−上総中野間が開通した。 これらの駅で使用する電力を賄うために五井−里見間の開業5日前に鶴舞発電所は完成し送電を開始した。 電力の供給先は当初は駅舎のみであったが、沿線の町村より配電要望があり、最終的には碑文にも有る様に4400戸の家庭にも配電するようになった。 戦中の統制経済のもと、この発電所は現在の東京電力に統合され、駅舎などの電力は東電から配電を受けることになり、その使命を終えた。

写  真
 
基本情報
 所  在  地 : 市原市池和田898番地2
            上総鶴舞駅構内
 マップコード : 130455334*10
 建  立  日 : 1999年 4月
 建  立  者 : 遠山あき
 種      別 : 跡地碑
 撮  影  日 : 2010年 3月23日

碑  文           鶴舞発電所の由来
 鶴舞発電所は小湊電鉄駅舎電灯用として大正十四年三月二日に完成。 火力発電により送電を開始した。其の後沿線各町村より点灯の要請を受けたので、昭和二年九月市原村ほか五ケ村に、次いで高滝村ほか三ケ村に電力を供給し、併せて十ケ村への点灯を果たした。 昭和八年 東京電灯からの買電に切り替え自家発電を廃止した。 次いで昭和十七年配電統制令により関東配電(現東京電力)に統合合併したので、鶴舞発電所はその使命を終えた。 大正十四年以来十七年に亘り鉄道駅舎と沿線十ケ村四、四〇〇戸の家庭に明るい電灯の光を送り続けたこの鶴舞発電所を長く記憶に残すことを願って茲にこの碑を建立した。
                       遠山あき撰文

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